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【中華チタンペグレビュー】デメリットほぼナシ?強度と軽さを併せ持つ最強ペグ

じむぱんだ

こんにちは、キャンプも登山も
中華チタンペグオンリーのじむぱんだ(@Jimpnd1)です。

Amazonで購入可能な性能と価格のバランスが取れた中華チタンペグ。
強度と軽量化、相反する要素を併せ持ったチタンペグを約2年使ってきた筆者が
リアルな使用感、メリットデメリットを徹底レビュー。

チタンペグはこんな人におすすめ

  • チタンペグが良いらしい?とは聞くけど実際どうなの?
  • キャンプに持っていく鍛造ペグが増えて重い!
  • ペグを軽量化したいけど強度も捨てがたい!
  • バイク、自転車ツーリングキャンプ用の万能軽量ペグを探している。
  • バックパック、ULキャンプに最適な軽量ペグを探している。

ペグと言えばすぐに思い浮かぶのは、
ソリッドステークエリッゼステークなどの
鉄製鍛造ペグやステンレス製の高強度かつ重量級ペグ。

そして、軽量なアルミやジュラルミン製の
V型、Y型、十字型などのペグだと思います。

鉄やステンレスは、アルミやジュラルミンのペグに比べ
圧倒的な強度がある反面、非常に重いです。

アルミ、ジュラルミンのペグは強度こそ劣りますが、
重量面では恩恵を受けられます。

  • 鉄、ステンレス → 高強度重い → キャンプ用テント向き
  • アルミ、ジュラルミン → 強度低軽さ重視 → ULキャンプ、山岳テント

上記を踏まえ、チタンペグは両方の良いとこ取り
強度を犠牲にせず、軽量化ができます。

じむぱんだ

そんなキャンパーの欲望に応えてくれる
チタンペグを使い始めて3年。

タップできる目次

チタンペグ4つの特徴

チタンペグはその名の通り、素材にチタンを用いたペグ。
まずは素材について簡単に紹介します。

チタンの4つの特徴

  • 強い
  • 軽い
  • 錆びない
  • 有毒性が無い

対して、有名なソリッドステーク
エリッゼステーク鉄製の鍛造ペグです。

じむぱんだ

以下で順番に少し詳しくご紹介します。

チタンペグの強さ

チタンは、銅・鉄・アルミニウムと比べて
熱して溶ける温度が一番高く、ある温度(885℃)を超えると
熱に強い結晶構造に変化します。

また、戻る力が鉄の2倍あり、曲げても元に戻りやすい金属です。

チタンペグの軽さ

チタンの軽さの理由は密度(どれぐらい詰まっているか?)。

  • 鉄よりおよそ60%
  • 銅よりおよそ50%
じむぱんだ

アルミニウムよりは比重が重いです。

チタンペグは錆びない

チタンは銅・鉄・アルミニウムと比べて
とっても腐食しにくい特徴があります。

じむぱんだ

酸にも強く、溶けにくい金属です。

チタンペグは有毒性無し

チタンには金属に多い有毒性が無く、
金属アレルギーなどの原因になりません。

故に人工関節など、人体に直接埋め込む
医療機器などに使用されることも多い素材です。

ちゃんまん

確かに、アウトドア製品ではチタン系のクッカーやマグなど、
人体に直接触れることが多い道具によく使われている!

チタンペグ4つの魅力

じむぱんだ

チタンペグ4つの魅力を紹介していきます。

  • 軽くて扱いやすい
  • 強度は鍛造ペグ同等
  • 錆びない
  • メンテナンスが楽

チタンペグは軽くて扱いやすい

鉄のおよそ60%の密度でとにかく軽いので、
同じ本数の鍛造ペグを持ち歩くより
圧倒的に軽くて楽です。

チタンソリッドペグ8本

鍛造ペグ(ソリッドステーク)8本

じむぱんだ

同じ本数でも約3分の1の重さ!

チタンペグの強度は鍛造ペグ同等

チタンは鉄のおよそ60%の密度で、軽くても同等以上の強度を誇ります。

鍛造ペグの代名詞ソリッドステークエリッゼステーク同等の強度です。

じむぱんだ

硬い地面にもしっかりと打ち込めます。

細くても柔らかめの地面には刺さりやすく、スムーズな打ち込みが可能。

チタンペグは錆びない

鍛造ペグは鉄製で表面にカチオン電着塗装が施されています。
この塗装は、1度でも使うと剥がれてしまいます。
撤収時にどんなにキレイにしていても、先端から徐々にサビはじめてしまいます。

しかし、チタンペグは泥などを拭き取らなくても錆びません。

チタンペグはメンテナンスが楽

錆びないので極論地面から抜いた後、そのまま保管してもOK。
ほぼ、メンテナンスフリーでとても楽です。
水洗いした後に濡れたまま放置しても錆びません

Amazonで購入した中華チタンペグ

BoundlessvoyageチタンVペグ

ZYVoyage Vチタンペグ

軽量テント用に購入した「BoundlessvoyageチタンVペグ」12本セット。

1本約11.5gと軽く、山岳用テントやタープ泊時の
バグネットアンカー用に購入。

NINJANESTの四隅のペグダウンによく使っています。

じむぱんだ

短くコンパクトなVペグで携行性はとっても良いです。

肉厚が薄いのでペグダウンする際に曲がる可能性が高いです。
硬い地面に打ち込んだり、見えない石がある場所では注意が必要。

何本か曲げてしまいましたが、
Vペグは曲がるたびにハンマーで叩いて修正しています。

ちゃんまん

なんやかんや、今のところ1本も折れてないねw

じむぱんだ

意外としぶといw

Lynx cabinチタンペグ

次に購入したのが「Lynx cabinチタンペグ」24cm×8本(4本セット×2)

じむぱんだ

謎のクジラ模様の袋に入って届きましたw

直径8mm、全長240mmで1本54.5gでした。

30cmの鍛造ペグより長さは短く太さも細いので質量差がありますが

強度は鉄製の鍛造ペグ同等、重量は半分以下!やはり軽さは正義です。

円柱型で先端が尖ったネイル型ペグにロープ掛け部分が溶接された形状です。

エリッゼステークのように楕円型の回転防止の工夫などは施されていません。

ハンマーを当てるヘッド部分も特に工夫はされていません。

ガイロープなどを引っ掛ける部分もしっかりと溶接されており、

ロープが抜けにくいように返しもついています。


先端は鉛筆のような形状です。

円錐形状の始まりから少し上に3つのスリットが入っていますが、

何の機能があるのか…滑り止め?旋盤加工上できた物?何なのかは不明です。


この日は琵琶湖から風速7〜8m程の強風でしたが、

DDタープスーパーライトを張って一泊しても不意の抜けや曲がりなどは皆無で

中華製という不安もありましたが全く心配ありませんでした。

チタンペグのメリット・デメリット

鉄製の鍛造ペグを手放し、チタンペグを3年弱ほど使ってきました。
その結果わかったことは価格面こそデメリットですが、
その他はメリットしか無いこと。
チタンという素材がいかに優れており、
アウトドア用品との相性が良い素材ということがよくわかります。

メリット
デメリット
  • 圧倒的な軽さと鍛造ペグ同等の強度
  • 錆びない
  • メンテナンスが楽
  • 細い(鋭い)ので
    打ち込み(挿し)やすい
  • 中華製は安い
  • 国産品、メーカー品は価格が高くなりがち
  • Amazonで意外と売れているので在庫切れも多い

チタンペグがおすすめの人

ペグとチタン素材そのものの優れた特性の相性が良すぎ
正直キャンプや登山をするどんな方にもオススメです。

しかし、1本当たりの価格が高価になるという点だけネック
なので価格面を無視したとすると…

  • とにかく荷物をシンプルにしていきたい
  • ペグの強度を落とさずに軽量化をしたい
  • 鍛造ペグがかさんで重い
  • バイクや自転車のツーリングキャンパー
  • 身一つバックパックキャンパー
  • チタンはロマン、チタンが好きな人

Amazonおすすめチタンペグ

Amazonで購入できるおすすめ中華チタンペグと
安心の有名メーカー製チタンペグを紹介。

キャンプ向けおすすめチタンペグ(大型テント・タープ用)

登山(山岳テント)向けおすすめチタンペグ

チタンペグレビューまとめ

今回はAmazonで購入できる「チタンペグ」についてご紹介しました。

チタン素材の特性
  1. 強度
  2. 軽さ
  3. 耐腐食性

一度使ってみると、その強度と軽さ、
そしてメンテナンスのしやすさの虜になってしまうと思います。

コストさえ許されるのであれば、
鍛造ペグをすべてチタンペグに入れ替えるのもアリです。

じむぱんだ

僕はメインで使っていた
エリッゼステークを全部チタンペグに
変更しちゃいました笑(2021年6月現在)

Amazonで購入できる中華製チタンペグであれば、
低コストで必要な本数を揃えられます。

じむぱんだ

チタンペグが気になっている人は
ぜひAmazonでチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

30代ギア好きキャンパー。
自然を求め、ソロキャンプ / 登山 / 車中泊を楽しんでいます。

新しいものからベーシックなものまで
道具好きなプロダクトデザイナーとして、
"ユーザー"と"作り手"両方の目線で
キャンプ道具をレビューします。
本来自然を楽しむための装備はついつい多く、複雑になりがち。無理せず、荷物をなるべく少なくシンプルに「Less is more」の考え方でアウトドアを楽しむことを目指しています。

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