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【KEEN NXIS EVO ウォータープルーフ】山~日常まで履ける軽量防水ハイキングシューズ

じむぱんだ

こんにちは。 じむぱんだ(@Jimpnd1)です。

最近、普段履きからキャンプ・ハイキングまで幅広い用途で履き続けてきたKEENのアーバンアウトドシューズ「CITIZEN」がヘタってきたので新たなシューズを手に入れました。

KEEN CITIZENは防水フルグレインレザーと質感の良いスエードを用いられた落ち着いたデザインで気に入っていました。

しかし、ソールの硬さとグリップ性、素材の特性上蒸れやすいので、ちょっとしたハイキングでは行動しにくく万能選手になりうるシューズがなりうる良いシューズが無いか悩んでいたところでした。

そこで、下記のポイントからKEENの新しいシューズを探してみました。

  • 日常~キャンプで動きやすく履きやすい
  • ちょっとしたハイキングでも履ける
  • 蒸れにくい素材
  • 軽いアウトドアに最適な防水性能がある
  • 個人的にアウトドアライクな落ち着いたカラーリングが好き

これらのポイントを考慮した結果選んだのが、KEEN NXIS EVO ウォータープルーフ(Dark Olive/Black Olive)

実際に履いて日常生活~軽いハイキングまで使ってみると、サッと履ける履きやすさ、ソールのクッション・グリップ性、通気性、などなど大満足でした。

ということで、万能アウトドアシューズとしてオススメなKEEN NXIS EVO ウォータープルーフをレビューします。

KEEN NXIS EVO WPの特徴
  • ドライで快適な履き心地のメッシュライニング
  • 伸縮性のゴア素材採用で脱ぎ履きしやすいスリップオンデザイン
  • KEEN独自防水透湿素材《KEEN.DRY》採用
  • 天然素材による防臭技術
  • TPUヒールキャプチャーシステムが安定性を向上
  • 足の形状に合わせた作りでフィット感が良い

日常からハイキングまで履けるアウトドアシューズの購入を検討している方は、ぜひ最後までチェックしてみたください。

メリット
デメリット
  • 日常から軽登山・ハイキングまで使えるオールラウンダー
  • 通気性が良く蒸れにくい素材
  • しっかりとした肉厚ソールで歩きやすい
  • 脱ぎ履きしやすい素材とデザイン
  • 足幅が細い人はサイズ選びに注意
  • ローカットなので軽登山とはいえ怪我に注意
タップできる目次

KEENとは

KEEN(キーン)は2003年にアメリカで創業のフットウェアメーカー。

KEENといえば、つま先を守る機能「トゥ・プロテクション」を持たせたサンダル「Newport(ニューポート)」シリーズが有名です。

サンダルとシューズの良いとこ取りをしたハイブリッドな新しい履物としてアウトドアユーザーの心を掴み、次世代のフットウェアブランドとして広く認知されてきました。

出典:KEEN公式オンラインショップ


まさに、サンダルとシューズのハイブリッド。

アウトドアシーンで何かと出番の多いサンダルですが、怪我しやすいのも事実。

足を怪我してしまうとせっかくのアウトドアも楽しめ無くなってしまうので最適ですね。

じむぱんだ

ぼくも夏は「Newport H2」を4年ほど愛用しています。

個人的にKEENの靴はシュッとしたイメージではなく、少し角の取れたデザインでどんな人でも履きやすいという印象が強いです。

足幅が広かったり、甲が高い日本人の足にも妙にフィットするのでぼくは好んで履いています。

KEEN NXIS EVO WP レビュー

KEEN NXIS EVO WPは軽量防水ハイキングシューズです。

基本スペック

KEEN NXIS EVO WP
サイズメンズ:25~30cm
ウィメンズ:22.5~26cm
片足重さ381.0 g(片足)
カラーメンズ2色:Dark Olive/Black Olive
      Black/KEEN Yello

ウィメンズ2色:Porcelain/Evening Primrose
        Plaza Taupe/Ibis Rose
        Steel Grey/English Lavender
材質ソール:LUFTCELL PU(ポリウレタン)
補強材:TPU
アッパー:KEEN DRY
製造ベトナム

外観

個人的にアウトドアシーンで使う物は自然に馴染む色が好きなので、今回選んだカラーはDark Olive/Black Olive。

オンラインショップの画像で見るよりも色はしっかりと濃い印象です。

自然に溶け込む色はボヤッとしがちですが、このメリハリ感のある濃いダークオリーブカラーは新鮮でカッコ良いです。

それでは靴の全体をぐるっと見ていきましょう。

靴紐はブラウンとグリーンのツートーンカラーです。迷彩柄のようなイメージです。

シューズの外側側面には両足ともに大きなKEENの文字が配置してあります。

正直、画像で最初に見た時は少し照れるなと思っていましたが、実際に現物を履いて外に行くとそこまで目立つわけでもなくおとなしい感じす。

正面から見た画像つま先部分にはソールと同じ素材が回り込んできていて、しっかりと保護しています。

いかにもKEENのシューズと言った思想が機能とデザインに落とし込まれています。

かかと部分には両側面を包み込むようにTPUヒールキャプチャーシステムと呼ばれる柔らかいシリコンのような素材が、靴紐に連動して靴を足にフィットさせる構造が付いています。

踏み跡を残さず、耐摩耗性とグリップ性に優れたノンマーキングラバーアウトソール。

適度な硬さがありつつ、しっかりとしたクッション性があります。日帰り登山程度なら十分に耐えてくれるはず。

27.5cmサイズ

今回手に入れたサイズは27.5cm。

いつもは店頭で履いて購入していましたが今回はオンラインストアから注文。

試し履きできていませんピッタリでした。

参考までにぼくの身長と体重、足サイズを記載しておきます。

  • 身長:174cm
  • 体重:74kg
  • 足長(サイズ):約27cm
  • 足囲(靴幅):約11.5cm

片足の重さ

27.5cmサイズは靴紐をつけた状態で片足重さ(実測値)397.6gでした。

両足分で795.2gとなります。

KEEN NXIS EVO WPで湖南アルプス(堂山)を踏破

実際に履いて実地テストを行なってきました。

湖南アルプスは滋賀県の南東部に位置する市街地からほど近い里山。

湿地、渓流、ザレ場、ガレ場、岩尾根と非常にバリエーションに富んだ楽しいルートで、まさにKEEN NXIS EVO WPのテストに最適な山行となりました。

KEEN NXIS EVO WPはフィット感が良く軽快

歩き始めて感じたのが足取りの軽さ。

そもそもローカットで軽いシューズですが、靴紐を下からしっかりと締め上げ、TPUヒールキャプチャーシステムを機能させるとシューズ全体が足をしっかりホールドします。

足とシューズの一体感が高まり、歩行がとっても軽快でした。

KEEN NXIS EVO WPの防水性能と快適性

KEEN NXIS ウォータープルーフには防水性、通気性、速乾性に優れたKEEN独自の防水透湿素材「KEEN.DRY」が使用されていて今回の山行では特に浸水、ムレによる不快感など無くとっても快適でした。

湖南アルプスでは山道と渓流が何度も交差するポイントがあり、渡渉を繰り返しましたがシューズのソールから30〜40mmほどの深さのポイントにわざと踏み込んでも全く浸水しませんでした。

じむぱんだ

見た目はメッシュ素材で、さすがに浸水するだろうと思いました。正直びっくりです。

シューズのアッパー素材は撥水加工がしっかりとされた優れた通気性の特殊メッシュ素材。

ちょっとした水気や汚れはすぐに落ちました。

さらに周囲はTPU素材で補強されています。

ガレ場のザラザラとした岩への擦れにもしっかり耐えてくれました。

じむぱんだ

完全防水ということでかなり蒸れを気にしていましたが想定外に快適でした。

KEEN NXIS EVO WPのグリップ性

KEEN NXIS EVO ウォータープルーフのUの字型ブロックパターンは滑らずに力を伝える事に優れた全方向対応型。

湖南アルプスでは渓流の渡渉、湿った土、風化したガレ場、ザレ場など、グリップ性が試される場面が多々あり、アウトソールのグリップ性を試すのに最適でした。

渓流の渡渉

苔のついていない岩や石に対しては問題ないグリップ性を発揮。

さすがに苔のついた岩や石はヌルヌルと滑りました。

湿った土

U字型のブロックがしっかりと地面をとらえて滑りにくい印象でした。

風化したガレ場・ザレ場

大きめの石や岩がゴロゴロとした場所はソールのブロックがしっかりと掛かり、安心感がありました。

ザレバでは重心を低く保つ事である程度の滑りにくさは確保できました。

しかし、ザレている砂状の場所、特に降りではグリップの確保が難しく感じました。

じむぱんだ

ザレ場では靴のグリップ頼りでは無理でした。

KEEN NXIS EVO WPのメリット・デメリット

メリット
デメリット
  • 日常から軽登山・ハイキングまで使えるオールラウンダー
  • 通気性が良く蒸れにくい素材
  • しっかりとした肉厚ソールで歩きやすい
  • 脱ぎ履きしやすい素材とデザイン
  • 足幅が細い人はサイズ選びに注意
  • ローカットなので軽登山とはいえ怪我に注意

KEEN NXIS EVO WPは少し幅が狭め

ぼくが今まで履いてきたKEENの靴は割と幅が広いイメージでした。

今回、KEEN NXIS EVO WPを始めて履いてみた時に感じたのが、いつもより足幅部分の窮屈さでした。

ただ、履いて靴紐をしっかりと調整してみると特に窮屈な印象もなく、快適な履き心地でした。

今まで履いてきたものよりも明らかに足にフィットしているように感じました。

足幅が広めの人は購入時のサイズをよく確認するのが良いと思いました。

特に、登山用途で購入する際は特に要注意。

できれば、KEENの靴を取り扱っている店舗での現物サイズ合わせをオススメします。

KEEN NXIS  EVO WPはこんな人にオススメ

実際に履いて山へ行ってきた結果、KEEN NXIS EVO WPは登山初心者や里山ハイカーにオススメ。

KEEN NXIS  EVO WPがオススメな人

  • 山登初心者でも履きやすいローカットシューズを探している人
  • 里山などの低山をメインに登る人
  • とにかく装備を軽くしたいULハイカーな人

ローカットは足首の保護がちょっと不安、という人はKEEN NXIS EVO MID WPもオススメ。
ただし、今回レビューのDark Olive/Black Oliveカラーはローカットモデルにしかありません。

ウィメンズモデルにはMIDモデルに Dark Olive/Black Oliveカラー があります。

KEEN NXIS EVO ウォータープルーフレビューまとめ

今回は「KEEN NXIS EVO ウォータープルーフ」についてご紹介しました。

軽量かつ、KEEN独自素材による防水性とドライな快適性が優秀な低山ハイキング向けのローカットシューズ。

KEEN NXIS EVO WP レビューまとめ
  • ドライで快適な履き心地のメッシュライニング
  • 伸縮性のゴア素材採用で脱ぎ履きしやすいスリップオンデザイン
  • KEEN独自防水透湿素材《KEEN.DRY》採用
  • 天然素材による防臭技術
  • TPUヒールキャプチャーシステムが安定性を向上
  • 足の形状に合わせた作りでフィット感が良い

様々な山の状況に対応できるオールテレーンタイヤのような守備範囲の広さで、低山ハイクを楽しくしてくれる一足でした。

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この記事を書いた人

30代ギア好きキャンパー。
自然を求め、ソロキャンプ / 登山 / 車中泊を楽しんでいます。

新しいものからベーシックなものまで
道具好きなプロダクトデザイナーとして、
"ユーザー"と"作り手"両方の目線で
キャンプ道具をレビューします。
本来自然を楽しむための装備はついつい多く、複雑になりがち。無理せず、荷物をなるべく少なくシンプルに「Less is more」の考え方でアウトドアを楽しむことを目指しています。

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