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【サーモスソフトクーラーレビュー】15Lはソロキャンプ、車中泊におすすめ

じむぱんだ

こんにちは。 じむぱんだ(@Jimpnd1)です。

冬も終わり、段々と暖かくなってきたと思ったらすぐに暑い夏!

暖かくなってくるとキャンプや車中泊に必須のアイテムとなるのがクーラーボックス

保冷力ではハードクーラーに劣るものの、コスパ、コンパクトさ手軽さなどを重視する

サーモスソフトクーラーバッグは意外と保冷力も高く、

1泊2日程度のキャンプや車中泊におすすめです。

この記事のまとめ

気温が上がってくるとキャンプや車中泊に欠かせないアイテム、クーラーボックス

真空タンブラーで有名なサーモスが販売しているコスパ抜群ソフトクーラー15Lをご紹介。

ソロキャンプ歴6年の筆者が、サーモスソフトクーラーキャンプ&車中泊で使用してみた

リアルな使用感メリット&デメリットを交え、当ブログ記事で詳しくレビューします。

こんな方におすすめ

  • はじめてのソフトクーラーボックスを買う予定
  • 高いハードに手を出す前に手軽で保冷力の高いものが欲しい!
  • ソフトクーラーの保冷力は?
  • ハードクーラーと比べて実際どう?
じむぱんだ

春が来たと思ったら今度はあっという間に暑くなる!

ちゃんまん

暑くなるとキンキンに冷えてやがる飲みものはマストだよね。

あとは食材の保管も不安!

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タップできる目次

サーモスソフトクーラーとは?

出典:サーモス公式HPより

THERMOS(サーモス株式会社)と言えば、ステンレス製真空タンブラーフードコンテナー

ランチジャー保冷缶ホルダーなどなど、聞いたことや製品を目にしたことがあるという方

多いのではないでしょうか?

魔法びんのパイオニアメーカーとして培ってきた断熱技術を活かし日常からアウトドアまで

幅広く使える製品の製造販売を行っています。

真空断熱系の保冷、保温製品にTHERMOSのロゴが入っていると、性能に期待できますよね?

それほど日常に溶け込み、多くの人が信頼できる製品を取り扱ってる会社です。

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サーモスソフトクーラー基本スペック比較表

今回レビューするサーモスソフトクーラーシリーズを比較表にまとめました。

THERMOSソフトクーラーバッグ比較表まとめ(ブラック、ブルー)
容量(カラー)

5L(ブラック)

REQ−005 BK

5L(ブルー)

REQ−005 BL

15L(ブラック)

REQ−015BK

15L(ブルー)

REQ−015 BL

20L(ブラック)

REQ−020BK

20L(ブルー)

REQ−020 BL

参考容量 350mL缶×6本
500mLペットボトル×4本
500mLペットボトル×12本 
2Lペットボトル×4本
500mLペットボトル×19本
2Lペットボトル×6本
外寸 幅240×奥行150×高さ190mm 幅250×奥行190×高さ340mm 幅300×奥行230×高さ340mm
本体重量 約300g 約500g 約700g
表面素材 ポリエステル(表面ポリウテタンコーティング)
断熱素材 アイソテック2(5層断熱構造)
備考
なし

キャリングカート用

スリーブ付き

折りたたみバンド、正面ポケット、底びょう付き
公式ストア価格 ¥1958(税込) ¥2178(税込) ¥2728(税込)
Amazon
¥1581(税込) ¥1736(税込) ¥2091(税込)
Amazon価格は2021年4月5日現在

サーモスソフトクーラー15Lの特徴と魅力

それではサーモスソフトクーラー15L(ブラック)を細かくチェックしていきましょう。

外観と素材感

サーモスソフトクーラー15L正面

外表面の生地はポリウレタンコーティングを施したポリエステル

しっとりとした手触りのマットな質感で、パッと見はクーラーボックスと思わせず

主張しすぎないシンプルなデザインが様々なシーンに合います。

サイドにはショルダーベルトが縫い付けてあります。

正面にはチャック付きポケットがあり、特に保冷する必要のない物を入れるのに丁度良いです。

マチは約20mm、深さ220mm。

ぼくはドリップコーヒーや調味料、ゴミ袋、割り箸などなど、バラバラしがちで

保冷の必要が無い物を収納するのに重宝しています。

こんな感じで無駄に色々と入れちゃいますw

フタ内側のメッシュポケット

フタの裏側にはメッシュポケットが付いています。

調味料など小さな物を入れたり、小型の保冷剤を入れることができます。

ロゴス氷点下パックMを入れ、上から下への冷気の流れを作ることで

保冷力アップを狙う工夫も可能です。

内部と素材感

ソフトクーラー内部素材はPEVA(エチレン酢酸ビニル)という素材が使われています。

柔らかく滑らかで防水性が高く、無毒性、環境に優しい素材として

広く身の回りの物にも使われている素材です。

底面には中敷が一枚あります。

使用後の結露による水滴やもしも何かをこぼしてしまっても

染み込まない素材なので手入れが楽です。

重量

15Lモデル実測重量は473gでした。公式は500gですが意外と軽かったです。

5層断熱構造アイソテック2でしっかり保冷

出典:サーモス公式HPより

5層断熱構造(内側から)

  1. 内表面生地PEVA(防水生地)
  2. ポリプロピレン不織布
  3. 発泡ポリエチレン(5mm厚)
  4. ポリウレタン(3mm厚)
  5. 外表面生地ポリエステル(表面ポリウレタンコーティング)

単純に計算するだけでも、断熱材の厚み8mm+αで約10mm以上の隔壁があることになります。

記事後半でロゴス氷点下パックLや500mLペットボトルを凍らせた物で

簡易的に保冷性能チェックした結果もご覧ください。

コンパクトに折りたためる

折りたたむとこのようにコンパクトになります。

中身を消費した後や収納時にかさばらないのはソフトクーラーならではの強みです。


step.1

中敷きを立て、上蓋を中に入れる


step.2

両サイドを折り込んで潰す


step.3

背面についているゴムバンドをかけて留める


変形する

ソフトクーラーだからこその利点が変形です。

多少の容量オーバーでも素材が変形することによって詰め込むことができます。

これがハード素材クーラーには無い良さ。

変形するメリットは中に物を詰め込む時だけではありません。

5Lタイプをバックパックキャンプなどでザックの中に入れてしまいたい場合など

外側から圧迫する時にも変形することが有利に働きます。

汚れを落としやすい表面素材

アウトドアシーンで使用すると気になってくるのが外側の汚れ。

結露した表面に砂や泥が付いてしまうのはなかなか避けられません。

サッと拭き取る画像

しかし、サーモスソフトクーラーの外表面素材は

ポリウレタンコーティングを施したポリエステル生地なので

表面についた汚れもサッと落とすことができます。

サーモスソフトクーラーには容量が同じで外表面素材が布製の別モデルが存在します。

保冷性能に違いはほとんどありませんが、汚れが染み込むので、落としにくいです。

サーモスソフトクーラー保冷力検証

ロゴス氷点下パックLサイズ、自宅で最も簡単に準備できる500mLボトル氷を使って

簡易的にサーモスソフトクーラー15Lの保冷力を検証してみました。

※この検証は随時更新予定です。

ロゴス氷点下パックL1枚を入れてみた結果…

結果はまずまずの保冷力でした。

まずは、キンキンに凍らせたロゴス氷点下パックLサイズ1枚を

サーモスソフトクーラー15Lの底面に入れて

蓋をしっかりと閉じ、7:40〜19:40までの約12時間放置しました。

蓋を開けて見ると内部は約10度前後のヒンヤリとした状態でした。

氷点下パックは画像の通りほぼ溶けきっていましたがそのものに冷たさはある状態でした。

ソフトクーラーの底面縫製部には結露が発生していました。

500mLペットボトル氷一本は1日溶け残れるか?

次に500mLペットボトルに水を入れて凍らせた物を1本だけ入れて

約半日(12時間)ほど放置してみました。

AM9:23~PM23:05までで取り出してみるとほとんど溶けているものの、4割ほど

氷は残っている状態でした。結構いけます。

サーモスソフトクーラーサイズの選び方

サーモスソフトクーラーには3種類のサイズ展開があります。

それぞれの容量でオススメの用途をご紹介します。

購入の際に悩んだ時の参考にしてください。

5L(コンパクトなソロキャンに)

引用:サーモス公式HPより

サーモスソフトクーラー5は1泊の最小限の食料、飲み物さえあれば良いという

ミニマムなソロキャンパーに最適。

ザック一つとソフトクーラーで身軽にソロキャンプを楽しめます。

ソフトクーラーなのでザックに余裕があればバッグインバッグしてしまうことでさらにミニマムに。

15L(ちょっと欲張りな人、デュオキャンに)

サーモスソフトクーラー15Lは5Lでは物足りない…

という少し欲張りなソロキャンパーや2人で行くデュオキャンプにおすすめです。

ぼくも15Lをキャンプ、車中泊で多用しており、毎度食べきれない食材を持って行ってしまうという

同じ過ちを何度も繰り返しています。

そろそろ5Lを無理矢理にでも使っていきたいところです。

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20L(グループ、家族で行くなら)

引用:サーモス公式HPより

サーモスソフトクーラー20Lはソロやデュオには少々大きすぎるので

3〜4人程度のファミリーやグループキャンプにおすすめです。

容量がある分沢山の食材や飲み物を保冷することができますが

重量がかさんでくることを想定してか、キャリーカートなどに載せて運搬する際に落下防止のスリットが備わっています。

サーモスソフトクーラー15Lのメリット・デメリット

メリット
  • コスパ最高
  • 軽量・コンパクトに収納できる
  • 1泊2日なら十分な保冷力
  • 変形するのでギリギリまで詰め込める
  • 変形するのでバッグインバッグしやすい
デメリット
  • やはり保冷力はハードクーラーに劣る
  • 湿度が高いと外側が結露する時がある

まとめ

サーモスソフトクーラーは手軽に購入できる価格でありながら、

しっかりとした保冷能力がありコスパ最高です。

ぼくは普段から15Lモデルをキャンプ、車中泊ともにベビーユースしていますが、

今後更なる装備のミニマム化を目論んでいるので、より少ない容量の5L

使い込んでいきたいと思っています。

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この記事を書いた人

30代ギア好きキャンパー。
自然を求め、ソロキャンプ / 登山 / 車中泊を楽しんでいます。

新しいものからベーシックなものまで
道具好きなプロダクトデザイナーとして、
"ユーザー"と"作り手"両方の目線で
キャンプ道具をレビューします。
本来自然を楽しむための装備はついつい多く、複雑になりがち。無理せず、荷物をなるべく少なくシンプルに「Less is more」の考え方でアウトドアを楽しむことを目指しています。

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