こんにちは。 じむぱんだ(@Jimpnd1)です。
いよいよ今年もキャンプハイシーズンに入り
GWもあまり冴えない天気のまま終わってしまいました…
皆さんは楽しいキャンプライフを送れましたでしょうか?
さてさて、地べたスタイルのソロキャンプに「ちょうど良い」ミニテーブルとして、
Qultzのコンパクトテーブルパネル3という商品を過去に当ブログでご紹介しました。
今回はヘリノックスのチェアワンなど、ロースタイルなイスに最適な
Amazonで購入できる折りたたみ式キャンプテーブルSoomloomの
「アウトドアテーブルセット」をご紹介します。
ひっさびさにAmazon中華ギアで良いものを買ったね~
収納状態がコンパクトで軽いから確かに便利!
中華メーカー「Soomloom」とは?
Soomloom(スームルーム)とは、中国は広東省で2012年ごろに発足した
スポーツ用品販売会社だそうです。
Amazonなどの通販サイトで購入できるSoomloom製品は
埼玉県さいたま市北区日進町2-4-1にある株式会社Y.H.Sが販売元となっています。
Soomloomをぼくが認知したのは、Amazon経由でタープポールを購入してからです。
過去に当ブログでレビュー記事を書いていますので詳しくはそちらで。
製品レビューも多く、国内での販売元に日本の会社が関与しているから
中華メーカーの中では比較的安心して購入できる気がします。
ロゴの印刷すら無いダンボールのパッケージで当時の印象は
『Amazonで安く手に入るパチモン中華アウトドアメーカーの一つか…』程度に思っていました。
しかし、Youtubeでのソロキャンプ動画が流行り始め、コロナ禍でのアウトドアブームになる頃には
突然クオリティの高い道具を出してくるではありませんか…
安かろう悪かろうではなく、安かろう良かろうな製品を出してくる
侮れない中華ギアメーカーだと思っています。
Soomloomアウトドアテーブルセットについて
まずは外観やサイズを見ていきましょう。
見た目とサイズ
組み立てるとこんな感じ。
数年前にWILD-1のプライベートブランド「Qualz」に
似たような製品があったのをご存じの方も多いはず?
中華ブランドがこぞってこのタイプのローテーブルをAmazonで販売し始めたからでしょうか…
元々今回商品する製品の2倍ぐらいの価格だったので流石に価格競争で負けたのでしょうか?
今はホームページからも消えています。
クッカーや食材を適当に載せて散らかしてみるとこんな感じです。
天板サイズが400×560mmあるので、結構たくさんの物を載せることができます。
ソロなら十分な広さかと思います。
地面からの高さは360mmでヘリノックスタクティカルチェアに座って使ってみたところ、
ちょうど良い高さでロースタイルにピッタリです。
重量
収納状態(袋の重さ含む)は実測1750g。製品情報より250g重いです。
天板の一枚の重さは実測204.5gでした。
一枚一枚そこそこの重量感があります。5枚全部で1022.5gとなる計算。
天板は1.5mm厚のアルミ合金製でプレスによる凹凸や曲げ加工によって強度を確保してあります。
無理な力をかければ一瞬で変形してしまいそうですが、普通に使用するには問題無さそうです。
フレーム重量は実測510gです。
ジョイント部分が樹脂製でフレームは金属製(アルミ)です。
フレーム全てがショックコードでつながっているので組立簡単です。
収納ネットの重量は実測47.5gです。
今回購入したのはランタンハンガーがセットになっているタイプ。
ランタンハンガー単体重量は実測95.5gでした。
ラインナップと基本スペック表
Soomloomブランドで販売されている「アウトドアテーブルセット」と
販売形態を一覧としてまとめ、表にしてみたので参考にしてください。
Soomloomアウトドアテーブルシリーズ比較表 | ||||
製品名称 | Soomloomアウトドアテーブルセット1 ランタンハンガー付き |
Soomloomアウトドアテーブルセット2 掛け付き |
Soomloomアウトドアテーブルセット 2個セット |
Soomloomアウトドアテーブル 連結天板単品 |
収納寸法 | 130x120x450(mm) | 130x120x450(mm) | (mm) | 110x140x450(mm) |
組立寸法 | テーブルのみ:W400xD560xH360(mm) ※ランタンハンガー装着時H960(mm) |
テーブルのみ:W400xD560xH360(mm) ※掛け装着時H730(mm) |
テーブル連結サイズ:W1200xD560xH360(mm) ※連結パターンによってサイズが異なる ※連結しない場合はテーブル2つ分のサイズ |
|
公式重量 (およそ) |
天板1050g フレーム450g ランタンハンガー100g 総重量:1600g |
天板:1050g フレーム:450g 掛け:180g 総重量:1680g |
テーブルセット1:1600g テーブルセット2:1680g 連結天板:1050g 総重量:4330g |
210g / 1枚 総重量:1050g(210g×5枚) |
耐荷重 | 20~30kg | |||
色 | 天板:ブラック フレーム:ガンメタル(金属部)&ブラック(樹脂部) 収納段ネット:ブラック |
|||
素材 | 天板:アルミ合金 フレーム:アルミ&樹脂 収納段ネット: 収納袋: |
|||
Amazon
|
¥3,999(税込) | ¥3,999(税込) | 在庫なし(¥7,500程度でした) | ¥1,970(税込) |
Amazon価格は2021年5月12日現在 |
今回ご紹介するアウトドアテーブルセットはAmazonで見てみると
他の中華メーカーからも色や構成部品に若干の違いがある物が多数出品されていますが、
調べてみるとほぼ同様の製品なのではないかと考えています。
記事後半にAmazonなどでその他の中華メーカーから販売されている
Soomloomアウトドアテーブルセットのオススメ5選のを掲載しています。
Soomloomアウトドアテーブルセットの特徴と魅力
ここからさらに詳しくSoomloomアウトドアテーブルセットの
細かい部分をご紹介していきます。
コンパクト&軽量な収納状態
収納状態はこんな感じでかなりコンパクト荷物を減らしたいソロやデュオキャンプに最適です。
トラスコ中山の折りたたみコンテナに入れた様子キャンプに行くときや収納するときに
使っている方も多いと思いますが、様々なギアボックスにコンパクトに収まります。
ぼくはキャンプ道具の収納・運搬にトラスコ中山薄型折りたたみコンテナを使用しているのですが
収納状態でコンテナ長手方向に入れると、少し余裕を持って収まるのでかなり重宝しています。
組み立てカンタン、あっという間の約1分設置
フレームはショックコードで全て連結されているため、あまり深く考えることなく
組み上げることができます。
フレームを組んでしまえば、あとは天板5枚を載せるだけ。
左右の端に来る天板は形状が少し異なるのでそれだけ覚えておけば、スムーズに組み立てられます。
フレームには気持ちよくパチンとはまってくれます。
それなりにしっかりとした作り
フレーム剛性
フレーム4箇所には横揺れ対策の「すじかい」が付いています。
天板を支える長辺の左右にネジが付いています。
ここに各脚に付いている筋交を掛けます。
天板剛性
表面塗装はブラストのようなザラッとしたマットな質感。コレがなかなか良い質感です。
変形対策として表面にはプレスによる凹凸が付いています。
長辺は約15mmほど直角に曲げて補強してあります。
この曲げ加工がなければ、天板はおそらく「バインバイン」なので
すぐに曲がってしまうのでしょう。
天板下の収納が便利
天板下にはメッシュを取り付けて簡易収納スペースを確保することができます。
調理器具や各種道具を一時的にしまっておくことができるのでかなり便利。
必要になったらすぐに天板の上に出せます。
メッシュ素材の四隅にはこのようなプラ部品が縫い付けてあるので
筋交いの間から脚にワンタッチで取り付けます。
メッシュの四隅はゴム紐なので、あまりたくさんの物を載せすぎると
画像のように伸びてきてしまうので載せ過ぎ注意です。
ランタンハンガーが便利
夜になるとテーブルの上で作業するのに欠かせないのが照明。
各種ランタンを吊るすことができるランタンハンガーが付属しています。
テーブル四隅のプラパーツに穴があるので好きな場所に挿して使うことができます。
照明器具の照度にも夜と思いますが、
天板全体をしっかりと照らすことができる高さになっているので
高さ調整などを気にする必要はありません。
2台連結セットで買うのがオススメ
試しに1セット購入してソロキャンプやデュオキャンプで使用してみたところ
コンパクトな収納、組み立てが簡単、しっかりとものが置ける広さ
などといった点で想定外に使い勝手が良かったです。
欲張って広々と2セット分使いたくなってしまいました。
特にデュオキャンプでは二人で1セットを使うには少々窮屈にも感じる場面があったので
1人1セットぐらいのほうが使いやすように思いました。
恐らく最初の購入時は不安な方も多いかと思います。
僕も不安でした…なんせ中華製ですからネ…
しかし、実際に使ってみてから結局2セット目を購入…さらに天板連結セットを追加購入…
となると少々割高になってしまいます。
無駄な出費を抑えるべく最初に2セット連結天板セット品を購入することをオススメします。
タイムセールの時に2つセット買っときゃよかったなぁ…後悔
Soomloomアウトドアテーブルセットの良いとこ・悪いとこ
実際に使ってみて気がついた良いとこ・悪いところについて簡単にまとめました。
- コンパクトな収納サイズと重量
- 組み立てカンタン約1分設置
- 天板下収納ネットが超便利
- 連結天板で2セットつなげられる
- 中華メーカー(Soomloom)のロゴが天板に入っていて気になる
- 収納袋はやっぱり安っぽいチープな質感
- ワンチャン、ハズレを引く可能性もある
- 分割式天板故に隙間があるのでこぼしたりすると隙間から下に落ちて収納スペースに置いているものが汚れる
- 天板下収納スペースのネットは重いものを置くと伸びて下がる
Amazonで買えるSoomloom同型中華折りたたみテーブルオススメ5選
最後にAmazonで購入することができるSoomloom同型の中華折りたたみテーブルについて
オススメ5選を簡単にご紹介致します。
各中華メーカーから微妙な違いのあるモデルが多数存在しており、興味深いのでぜひご参考ください。
Taimonik 折り畳み式テーブル
Taimonik(タイモニック?)の折りたたみ式アウトドアテーブルは
Soomloomアウトドアテーブルセットと同型。
基本的に見た目も何もかも、ほぼ完全一致。
なぜか¥200程度、Soomloomのものよりお安くなっています。
違う部分といえば画像のランタンハンガーに引っ掛けてある
謎のトイレットペーパーカバーが付属している点です。
キャンプにトイレットペーパーを持ち込む派の人にはオススメかも知れません。
また、収納ケースのロゴ等はしっかりとTaimonikが印刷されています。
Moon Lence キャンプ テーブル
MoonLence(ムーンレンス)キャンプテーブルは
フレームカラーが3色(シルバー・ブルー・レッド)展開されています。
その他の仕様についてはSoomloom製品との違いはほぼありません。
こちらの商品も中華製ながらAmazonでのレビューも多く安心して購入ができそうな製品です。
キャンプギアのテーマカラーにこだわりのある方にオススメです。
KingCamp アウトドアテーブル
KingCampアウトドアテーブルは天板の色が異なる(ブラック、レッド)の2色展開です。
基本的にはSoomloom製と何ら変わりはありません。
ランタンハンガーが別売りなのと脚にゴムキャップが付属していることぐらいでしょうか?
そして、もっとも興味深いのがスタイルBと呼ばれるモデル。
スタイルAより長手方向が少しだけ延長され、中央3枚のパネル部分に
コンロラックと呼ばれる部品が付属しており、カセットガスコンロなどをテーブルの中央に
セットすることができる面白い構造をしています。
snow peakのエントリーIGTのようなシステマチックなキッチンも作れそうです。
これはこれでかなり魅力的な商品に思えます。
iClimb アウトドアテーブル
iClimbキャンプテーブルの基本構造はSoomloom製品と変わりません。
見た目としてまず天板がパンチングメタル(穴あき)となっています。
その分軽量化できているのではないかと思われます。
また、天板とフレーム部分がブラックでフレーム四隅のプラパーツは赤といった
独特のカラーリングとなっています。
また、天板の枚数とランタンハンガーの有無によるバリエーション展開も豊富で
好きな天板枚数+天板連結セットを購入することで他メーカーでは実現できない
拡張の自由度が魅力的です。
GUAPO キャンプテーブル
GUAPOの折りたたみテーブルは他にはない全体がライトグレーカラーで
シンプルでおしゃれな印象のサイトやフォリッジグリーン系のカラーでまとめたサイトに
オススメのカラーリングが好印象です。
基本構造はSoomloom製とほぼ同じでランタンハンガーが別売りとなっています。
その代わりにテーブルのフレームに取り付けられるS字フックが4つ付属しています。
クッカーやシェラカップなど調理に必要な道具を手元に引っ掛けておけば便利そうです。
他メーカー品には初期付属品として付いていません。
別売りですが、連結天板も販売されており、拡張することができます。
Soomloomアウトドアテーブルセットレビューまとめ
SoomloomアウトドアテーブルセットはAmazonなどネット通販で入手できる
中華アウトドアギアとしてはかなりコスパが良い製品だと思います。
僕の購入したものは幸い初期不良もなく、今の所問題なく使えています。
コンパクトに収納できて組立状態も軽いため、キャンプだけでなく、
狭い軽自動車での車中泊でも使用しています。
デュオキャンプで、もう少し机の面積を確保したいので2セット目が欲しいところです…