こんにちは。 じむぱんだ(@Jimpnd1)です。
ソロキャンプやデュオ(ふたり)キャンプ
自転車やバイクでのツーリングキャンプなど
比較的荷物が少ない、もしくは荷物を少なくしたいと言うキャンパーの
願いを叶えるコスパ抜群のタープポールをご紹介。
実際に2年と少々使用してきたのでレビュー、DIY改造についてご紹介します。
今回レビューするタープポールは安かろう悪かろうではなく
安いのにめちゃくちゃ使える…
圧倒的に使えすぎるので、僕は他のタープポールをすべてメルカリで売却しました…
Soomloom製品はAmazonで手に入れることができます。
こんな人にオススメ
- 用途に合った長さのポールがなかなか見当たらない
- 細い径のポールを探している
- ウルトラライト系タープのポールを探している
- キャンプの荷物をなるべく減らしたい、軽量化したい
- ミニマムなキャンプスタイル
- DDタープの自由な張り方に対応できるポールを探している←(僕です)
- 好みの長さに自由にカットしたいDIY派(←僕です)
良いとこ悪いとこ
-
価格が安い
-
長さ自由自在
-
シンプルで主張しない細さ
-
ショックコードが最初から無い
-
細くて薄いので家庭でDIY加工しやすい(切断しやすい)
-
長く延長しすぎるとしなる
-
細いので若干強度が不安要素
-
スチールなので数本持つと重くなる
ポール高さ別、実際にタープ設営
実際に2年弱使ってきた様子はこんな感じです。
ざっくり低、中、高とそれぞれの高さでタープ設営したときの様子です。
低
最もスタンダードなタープの張り方をしてみました。
正面に2本追加してタープを持ち上げたアレンジです。
中
ソロキャンプ時、PANDA TCと合体して広い前室を作った設営アレンジです。
高
こちらは琵琶湖の湖岸緑地でBBQをしたときにポールを2mに設定して
開放的なアレンジで設営した様子です。
約mm厚のスチール製で径はΦ16mmとタープポールの中ではかなり細い部類です。
やはり大きなタープを高い位置で設営するとしなりが気になるところです。
特に2mの高さとDDタープXLのときはポールへの負荷がかなりあるように感じました。
実際にかなりしなっていたのと強風という悪条件でも折れることはなかったです。
最低1本〜4本(無限に繋げられますが…)で使う事ができます。
1節50cmで50cmずつ伸ばして、好みの高さに調整出来ます。
参考
ちなみにタープポール使用例で使っているタープはどれも
DDスーパーライトタープとDDタープXL、色:コヨーテです。
製品詳細
Amazonの商品ページのCG?だけでは不明な部分を見ていきましょう。
- 価格 ¥1,490 (Amazon 2020.06現在)
- 1セット 2mポール2本分(最上部×2、中間×4、脚部×2)
- 長さ 1m~2mまで
- 色 黒・赤(脚プラキャップ黒)
- 重さ 1本54cm約91.5g×8本=1セット732g
- 材質 スチール
- その他 収納袋付き
基本的にはAmazonの商品ページに書いてあること通りで
中華製にしては以外とまともでした。(笑)
ただ、真ん中の4本ワンセットで600gというのは、ウソです。
実際は1本あたり91.5gで8本で約732gとなるので、
4本(ポール1本分)では半分の約366gです。
ポール先端部
ガイロープやタープを引っ掛ける金属部分の長さは
商品ページの情報通り、約4cmで直径は約5mmです。
画像の通りですがロットによってプラ部分の作りが微妙に異なるようです。
使用上の問題は特にありません。
接続部
ポールの片側からはステンレスのバネが飛び出ています。
ショックコードのかわりに、接続部分が簡単に抜けないように工夫されています。
接続部はかなり擦れるのですぐに塗装が剥げていきます。
脚部分
脚部分には柔らかいプラスチックキャップがついています。
使用していくと画像のように削れていきます。
そしてスチールパイプにかかる荷重で底部分が切れて外れてなくなります(笑)
僕は現在4本中1本失くなってしまいましたが残りは今の所大丈夫です。
脚のキャップ部分については個体差がかなりあるかと思います。
もしかすると、運が悪かったのかもしれません。
そのうち適当なキャップで補修しようと思っています。
スチールパイプ部分の厚み
ノギスで計測したところ、パイプ部分スチールの厚みは約0.8mmでした。
結構薄いです。今の所、使用中に折れたことはありませんが
倒れて石にぶつけてしまったところが少々凹みました。
薄いのでピンポイントに衝撃を受けると凹みやすいです。
凹み部分に負荷がかかりやすくなるので
そこから折れる可能性があるので凹みには
少し気をつけたほうがいいかもしれません。
僕が選んだ4つの理由
- 好みの高さに調整可能。
- 荷物軽量化
- コンパクト収納
- 気軽にDIY加工できる。
僕は今までにロゴスのアジャスタブルポールに始まり
スノピ、ロゴスの分割式、NEMOの調整式etc…と様々なポールを試してきました。
しかし、回り回って最終的にこのsoomlooom製タープポールに行き着きました。
基本ソロキャンプがメインで最近はタープ泊への憧れとロマンを感じています。
そして、タープを色々物色して試した結果軽量で自由度の高い
スクエア系またはレクタ系タープを使用することが増えてきました。
最終的にメインで使用しているタープはあのソロキャンYoutuberヒロシさんも
愛用しているDDタープシリーズです。
DDタープは至るところにループがあるので非常に自由度が高く
様々な張り方が楽しめます。
必然的に設営アレンジをするようになったことで、気づけば
使い勝手の良いタープポールを探し求めるようになっていました。
コスパが良いので躊躇なくDIYカット(好みの長さにしてしまおう!)
ズバリこの長さ!というポールが欲しい方にはDIYで加工するのをおすすめします。
加工と言ってもパイプを好みの長さにカットするだけですが…
厚みが0.8mmと薄いのでパイプカッターさえあれば
ものすごく簡単に切断することができるのでおすすめです。
カットに必要な道具
DIYカット加工で必要となるのはこの2つのみです。
どちらとも100円ショップで入手可能です。
パイプカッターはキャンプDIYでの出番が多いので
Amazonやホームセンターで売っているメーカーのものを
購入するのをおすすめします。
DIY例(125cm化)
画像は中間部分のポールです。
上が元の54cmのもの、下が29cmにカットしたもの。
カット位置に印をつけてパイプカッターで切っていきます。
1分も回していればすぐにパッカーンと切断できます。
カット直後はバリが残ります。
このままではポール接続時に挿れにくく
傷が付きやすく、怪我の元にもなるので
#240空研ぎペーパーで仕上げます。
ペーパーを掛けるとこのように
切断面がきれいになります。
バリで怪我をすることもありません。
切断後は54cm→29cm(有効長25cm)となります。
重量も91.5g→50gと40gの軽量化となりました。
まとめ
Soomloom製タープポールいかがでしたでしょうか?
僕自身、2年と少々使ってきて
ここまで絶妙な使いやすさのポールには中々出会えていません。
メーカー製のものは1本でも結構なお値段が…
求めている長さがない…メーカー品を加工するのはちょっと…etc
多くのキャンパーさんが抱える悩みを一発で解消してくれる
Amazonコスパキャンプ道具の一つだと思います。
タープポールでお悩みの方ぜひ。