冬キャンプ・車中泊の寒さ対策には椙山電気敷毛布(NA-023S)がオススメ。
1~2人に最適なサイズで暖かく、低消費電力で長時間使えるコスパ最高の電気敷毛布。
本記事では、暖かさ・消費電力・使用時間・メリットデメリットを
キャンプ・車中泊で実際に使用している筆者が当ブログ記事で詳しくご紹介。
こんな人にオススメ
- キャンプ・車中泊で電気毛布を使いたいけどどうしたらいいの?
- 安くて良いオススメの電気毛布を知りたい。
- 電気敷毛布の消費電力と使用時間が知りたい。
- 電気敷毛布の洗濯して大丈夫?洗濯方法は?
こんにちは。 じむぱんだ(@Jimpnd1)です。
今朝も4時に起床してこの記事を執筆しているのですが、やはり早朝は寒さを感じますね。
屋外のキャンプ場であれば、かなり寒さを感じそう。
段々と寒くなり、冬キャンプや車中泊での寒さ対策が必要になる季節。
今回はそんな冬キャンプ・車中泊の寒さ対策の一つとして定番となりつつある
オススメの電気敷毛布「椙山電気敷毛布(NA-023S)」をご紹介します。
Sugiyama(椙山紡織株式会社)とは?
今回ご紹介する電気敷き毛布のメーカー「椙山紡織株式会社」は昭和5年創業、
日本独自の紡織技術「ガラ紡織」と呼ばれる技術で「帯芯」の製造からスタート。
※帯芯とは着物を着る時に使う「帯」の中に入れる芯材。
本社は愛知県岡崎市に所在。Youtuber『東海オンエア』でご存知の方も多いはず?
時代の流れとともに織物を製造する機械、製品の変遷を経て電気毛布用の生地製造や
コントローラー、ヒーターワイヤーの販売をはじめとし電気毛布販売メーカーとして認知されています。
電気毛布といえば、おじいちゃんやおばあちゃんが屋内で使う製品。
というイメージが強かったのですが、昨今のアウトドアブームや高性能ポータブル電源の普及で
今やどこでも使える暖房家電として防災用品としても注目されています。
Sugiyama電気敷毛布(NA-023S)を購入した理由
Sugiyama(NA-023S)電気敷毛布を選んだ理由
- 1~2人用のコンパクトサイズ
- 連続使用時の消費電力の低さ
- 室温センサー付き(工夫すれば一定の温度をキープできる)
- 日本製の信頼感と安心感
- Amazonで買えるコスパ
導入を決意したのは、はじめて冬の北海道にジムニーで上陸して
年越し宗谷岬(2018年→2019年)に車中泊で参加したのがきっかけでした。
防寒対策として、ボディや天井の内張りをはずし、断熱材を詰めて挑みましたが
さすが試される大地、冬の北海道。
時間と共に車内まで凍り始めるではありませんか…
笑そんな中、宗谷岬で一泊し2019年を迎え、これは無理せず冬は電気毛布を導入しようと決意。
まずは、必要なポータブル電源から調べはじめました。
最終的には最低限1泊2日電気毛布が安心して使えるJackery400を一緒に購入して現在に至ります。
1~2人用のコンパクトサイズ
ソロキャンプ、デュオキャンプの時に使える最低限のサイズかつ、薄いのであまりかさばりません。
念のため車に一枚忍ばせておくと良いかもしれません。
連続使用時の消費電力の低さ
最大出力では、あっという間に電力を消費してしまいますが
中(18Wh)〜小(3Wh)で使うことでかなり長時間使用できます。
僕の使用しているポータブル電源(Jackery400)では約15時間使用できました。
下記の記事でJackery400を用いた電気毛布使用時間をテストしています。
室温センサー付き
Sugiyamaの電気毛布には、他のメーカーの物に無い機能、室温センサーが付いています。
機能センサー周囲の温度が23℃以下になると、自動的に設定温度より約3℃上昇する。
室温センサーはコントローラー正面、上側の右にある小さな穴の所にあります。
この機能は外(キャンプ・車中泊)で使うには注意が必要です。
冬のキャンプ・車中泊ではセンサー周囲の温度が23℃以下であることは当たり前。
とすれば、常に設定温度より+3℃になってしまいます。
設定温度(中:表面温度約36℃)のときの消費電力は18Whなので+3℃となると
消費電力もいくらか上がってしまい、使用できる時間も短くなってしまいます。
しかし、この機能を逆に捉えれば23℃以上であれば温度が一定に保たれるということ。
温度の変化とムダな電力消費とを防ぐための対策として
寝るときはコントローラーも一緒に寝具の中に入れています。
日本製の信頼感と安心感
電気毛布を購入する前に他メーカーの製品と比較してみると
Sugiyamaの製品だけ国内製造ということがわかりました。
寝る時に肌に触れる可能性のある繊維や電熱線などが使用されているので
国内製造というだけで製品に対する安心感があります。
Amazonで買えるコスパ
電気毛布はだいたいどこのメーカーも同じような価格で激戦を繰り広げています。
機能や国内製造であることを考えると数百円の差額でもSugiyama製を選びたくなります。
Sugiyama電気敷毛布140×80cm(NA-023S)レビュー
さっそく電気敷き毛布本体を詳しく見ていきましょう。
Sugiyama電気敷毛布 140×80cm NA-023S | |
---|---|
定格 | 55W |
サイズ | 140㎝×80cm |
材質 | たて糸:ポリエステル100% / よこ糸:ポリエステル70% アクリル30% |
コード長 | 電源側約1.9m / 本体側約0.6m |
消費電力量 (1時間あたり) | 強:約31Wh / 中:約18Wh / 弱:約3Wh |
電気代 (1時間あたり) | 強:約0.8円 / 中:約0.5円 / 弱:約0.1円 |
表面温度 | 強:約52℃ / 中:約36℃ / 弱:約20℃ |
製品重量 | 約700g |
機能 | ダニ退治 / 室温センサー / 丸洗いOK / 頭寒足熱 |
見た目
広げて見るとこんな感じ。色は昔ながらといった感じでしょうか?
おしゃれな今どきのキャンプ道具とは違って、率直におじいちゃん感。(笑)
しかし、この感じどことない安心感、ぬくもりすら感じます。
表面の質感
電気敷毛布の質感は毛の短いフリースに似たスルスルとした質感で不快感は皆無です。
直接肌が触れるような使い方はしませんが、寝袋やキャンプ用マットの材質によってはスルスルと滑ってしまい、
キャンプ場の地形や車内の傾きによってはズレてしまうのが少し気になるポイントではあります。
サイズ
セミダブルサイズのベッドの上に広げてみたところ1枚あれば、2人まで暖を取ることができそうな絶妙なサイズ感。
厚みもかなり薄いです。
愛用しているNANGA オーロラ450DXの下に敷いてみるとこんな感じ。
長さは1400mmしかないので、足元寄りor体、どちらを温めるかで敷く位置を考えて使用しています。
ポイント 特に寒い時や女性は足先から冷えて目が覚める事が多いので、足から腰にかけて温めるように使うと快適です。
ジムニーJB23の車内(フラットにしたリア)に敷くとこんな感じ。
リアのホイールハウス間は900mm程度なので幅800mmの電気敷毛布をちょうど敷くことができます。
ヒーター(電熱線)の様子
毛布の面積に対してしっかりと全体が温まるように電熱線が配置してあります。
コントローラー
専用コントローラーの見た目はTHE・昔ながらの野暮ったい感じ。
色もベージュでいかにもといった感じです。(笑)
しかしながら、操作性はシンプルで分かりやすいです。
電源を入れるレバースイッチを上下するだけ。
現在のパワーがどの位置なのかもゲージのバックライトで一目瞭然です。
しかしやっぱり少し大きいのと見た目は気になります。
重量
毛布単体だとかなり軽いです。
コンセントとコントローラー部を含めて実測762gです。
大体メーカー公称値と同じぐらいです。
Sugiyama電気敷毛布のキャンプ・車中泊での使い方
実際に僕が冬キャンプ、車中泊で電気毛布を使う時色々試してきましたが、一番暖かく感じたセッティングは下記の方法。
オススメセッティング(下に敷く順番)
- キャンプ用のマットレス
- シュラフ
- シュラフの中に電気毛布
- インナーシュラフ(フリースタイプ)
上記のように少しの工夫をするだけで、同じ電気敷毛布とポータブル電源の組み合わせでも
数時間長く使用することができます。特に連泊する時に効果抜群です。
NANGA AURORA 450DXと合わせて
使っているインナーシュラフもレビューしています。
Sugiyama電気敷毛布140×80cm(NA-023S)のメリット・デメリット
Sugiyama電気敷毛布(NA-023S)の洗濯方法
なんだかんだで1年間キャンプと車中泊で使用してきています。
これから冬のシーズンに入る前に一度洗濯してみました。
本体プラグはそのままでOK。
Sugiyama電気敷毛布140×80cm(NA-023S)レビューまとめ
今回は電気敷毛布140×80cm(NA-023S)をご紹介しました。
冬キャンプ・車中泊の就寝時寒さ対策はこれで決まりです。
朝までぐっすり快眠できるので疲れもしっかり取れて清々しい朝を迎えられます(笑)
あとは電気毛布が使えるスペックのポータブル電源さえあればOKです。
電気敷毛布、ポータブル電源を準備して快適な冬キャンプ・車中泊を楽しんでください。
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