モンベルが販売している分割式アウトドア箸、スタックイン野箸をスプーンとフォークに変身できるオプションアイテム
『スタックイン野箸用 スプーン&フォークセット』が新登場!
実際に購入して使ってみたリアルな使用感とメリット、デメリットを詳しくレビューします。
こんな方にオススメの記事
- キャンプ・登山に使いやすいカトラリー一式を探している
- スタックイン野箸専用スプーン&フォークががとにかく気になる
- 実際の使用感が知りたい
モンベル2021年新商品としてカタログやネットストアには表示されていたものの、なかなか在庫が出ず、待ちくたびれていたところ、ついに出てきました。
モンベルスタックイン野箸専用オプションスプーン&フォーク!
入荷連絡が来たので会社帰り、即買いしてしまいましたよ…サラリーマンキャンパーの物欲は底なし沼です。
スタックイン野箸用スプーン&フォークセットレビュー
モンベルが販売しているスタックイン野箸専用のオプションアイテムとして2021年登場の新製品です。
その名の通り、スタックイン野箸専用の純正オプションアイテムという扱いになります。
もちろんですが、スタックイン野箸が無いことには使えません。
※野箸は仕様が違うので使用不可。
キャンプ・登山用カトラリーを持っていない人は全て揃ったセット品もあるのでオススメです。
スタックイン野箸のレビューはコチラ
見た目
スプーンとフォークの先端だけのシンプルな製品です。
色はGM(ガンメタル)の一色のみ。
ガンメタルというよりダークグレー?
スタックイン野箸のカラーバリエーションと合わせにくそうな印象。
スタックイン野箸と同じネジ式。
お箸はネジ部分が金属ですが、スプーン&フォークは樹脂製。
2本分を使用してそれぞれにスプーンとフォークを取り付けることができます。
この場合、お箸は使用不能になります。
とはいえ、スプーン・フォーク・箸の3種類を同時に使うことは無いはず。
吹き出し献立に合わせて使い分けています。
持っているスタックイン野箸はブラウン。
この色が1番無骨なイメージなので今回のスプーン&フォークセットと相性が良いと思っています。
他の色については持っていないので試せていません。
THEスプーンといった形状で大きすぎるわけでもなく、小さすぎるわけでもないちょうど良いサイズ感。
レトルトカレーやスープを飲んでみましたが、樹脂特有の柔らかさと厚みがあるので口当たりも良く、食事をするのに不快感はありません。
フォークの方も大きすぎず、小さすぎずちょうど良い大きさです。
先端は食事中に折れるような不安感はありません。
先端の最も鋭利な部分はピラミッド形状です。
樹脂で作る以上、金属のようなピンピンな先端を再現することは製造上不可能なので、
食材を刺す機能と強度を満たした理想的な形状。
重さ
スプーン先端部品の重量は8.2g。
スタックイン野箸の柄部分と合体すると12.5g。
フォーク先端部品の重量は5.9g。
スタックイン野箸の柄部分と合体すると10.3g。
基本スペック
スタックイン野箸専用 スプーン&フォークセット |
|
サイズ | スプーン単体 全長70.7mm スプーン合体 全長193.2mm(実測) フォーク単体 全長70.3mm フォーク合体 全長192.8mm(実測) |
重量 | スプーン単体 8.2g(実測) スプーン合体 12.5g(実測) フォーク単体 5.9g(実測) フォーク合体 10.3g(実測) |
素材 | 飽和ポリエステル樹脂 アルミニウム合金 |
カラー | GM(ガンメタル)ダークグレー? |
価格 | ¥670 |
スタックイン野箸用スプーン&フォークセットの特徴と魅力
スタックイン野箸用スプーン&フォークセットの特徴と魅力
- 樹脂製でクッカーを傷つけにくい
- お皿やクッカーとの音が控えめ
- 金属のようなエッジ感がなく口当たりが良
- コンパクトでクッカーとパッキングしやすい
- 体にやさしい不飽和ポリエステル樹脂
樹脂製なのでクッカーを傷つけにくい
傷が付きにくいため、テフロンコーディングなどが施されたクッカーで調理にそのまま使えます。
ただし、耐熱温度が80℃なので注意が必要。
お皿やクッカーの音が控えめ
金属クッカーと金属スプーン(SnowPeak ワッパー武器Ⅱ)
金属製のカトラリーに比べ、クッカーやお皿に接触したときの音が静かです。
樹脂製ならではの特徴です。
金属のようなエッジ感がなく口当たりが良い
金属のような冷たさとエッジ感が無く、口当たりが良いです。
カレーやチャーハン・スープが美味しく食べられます。
コンパクトでクッカーとパッキングしやすい
トランギアメスティン(TR-210)に収納した状態。
分割式なので工夫して隙間に収めることで、様々なクッカーに収納することができて便利です。
不飽和ポリエステル樹脂使用
プラスチック製品の材料に含まれている化学物質「ビスフェノールA(BPA)」が
人体に悪影響を及ぼすことが懸念されているのをご存知でしょうか?
樹脂(ポリカーボネート)製品などからわずかに溶出されるという結果が、
厚生労働省の調査などからも報告されています。
近年、飲み物・食べ物に接触する製品にはBPAフリーの樹脂(不飽和ポリエステル)が使用され、その表記が見受けられます。
BPAフリー樹脂はナルゲンボトルなどにも使用されています。
スタックイン野箸用スプーン&フォークセットのメリット・デメリットまとめ
- クッカーのコーティングを傷つけにくいプラスチック製
- 軽量コンパクト
- 口当たりがいい
- スタックイン野箸必須
- ニオイ移りが心配なプラスチック製
- アウトドア用カトラリーとしての目新しさは皆無
- フォークでパスタを巻く時は回転方向に注意
スタックイン野箸用スプーン&フォークセットレビューまとめ
今回はモンベルの「スタックイン野箸用スプーン&フォークセット」をご紹介しました。
正直、特にひねりもない素直な作りで面白くない!と思う方もいると思います。
しかし、まさにモンベルの製品開発コンセプトである「Function is beauty(機能美)」。
キャンプ・登山用に軽量コンパクトでパッキングしやすいこと。
スプーン・フォークとして当たり前に使えて食べやすいこと。
この2つが無駄なく機能として求められ、かつ、樹脂製の成型品としてキレイに作られていて単純に良い製品だと思いました。
スタックイン野箸をお持ちの方であれば、買って損はないと思います。
お持ちでない方はカトラリーとして完成された3点セットもオススメです。