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SOTOステンレスダッチオーブン8インチは家でもオススメ、6年使ってみてレビュー

じむぱんだ

こんにちは。 じむぱんだ(@Jimpnd1)です。

アウトドアで映える、「ダッチオーブン」を使った料理って憧れますよね?

ダッチオーブンと言えば、鉄製の物が大半。

手を出そうにも調べてみると…使う前のシーズニング、使った後のメンテナンス、保管etc…

と意外にも手間がかかる印象が強く、中々手が出せないという方も多いはず。

そんなダッチオーブンに憧れる方にオススメしたいのが、

鉄製ではなくステンレス製SOTOステンレスダッチオーブン8インチ

この記事のまとめ

鉄製ダッチオーブンに比べ、あらゆる機能面

(シーズニング不要、メンテナンス•保管が楽、頑丈etc…)で優れており、

アウトドアだけでなく、家での普段使いにも大活躍のSOTOステンレスダッチオーブン8インチ

購入から、約6年間使用してきたので当ブログ記事で徹底レビューしていきます。

タップできる目次

ダッチオーブンとは?

ダッチオーブンとは分厚い金属製(鉄製)のフタ付き鍋ので

フタの周囲にフチがついていて、炭などの熱源を載せることができるようになっている物。

ダッチオーブンの最大の特徴

それはオーブンとして使えること。

底側からの熱とフタに載せた熱源によって上下から熱をかけて調理することができます。

煮物はもちろん、ロースト○○のような蒸し焼き、パンやピザ焼きが得意。

さらには、燻製、炊き、揚げなど発想次第で大抵の調理をこなせるまさに万能鍋です。

ダッチオーブンは金属素材の厚みによって温度変化が少なく、全体が均一の温度に保たれます。

これにより、食材にゆっくりじっくりと火を通すことができます。

また、重く頑丈な蓋と食材から出た水蒸気によって

鍋本体との隙間が埋まり密閉状態(ウォーターシール)となります。

さらに温め続けることで内部気圧が上昇し、この状態が圧力鍋同等の状態となります。

食材の水分が水蒸気となって鍋の外に逃げないので無水カレーなどの無水系レシピも可能です。

どこでも色んな料理が簡単に美味しく調理できる万能鍋として、

古くはヨーロッパからアメリカに伝わり、西部開拓時代にはすでに屋外調理に使われていたそうです。

ダッチオーブンの素材

最もよく目にする一般的なダッチオーブンは鉄製の物です。

正確には鋳鉄(ちゅうてつ)と呼ばれています。

鋳鉄(ちゅうてつ・いてつ)とは?

熱して溶かした金属を型に流し込み、冷却して固めた後に型から取り出して作った

金属製品のこと。こういった物づくりを鋳造(ちゅうぞう)とも言います。

メイン素材、鉄とステンレスの違い

ダッチオーブンのメインとなる素材、一般的な鉄製とステンレス製で

いったい何が違うのか?

大きく以下の3つの違いがあります。

鉄とステンレス3つの大きな違い
  1. 鉄は錆びやすく、ステンレスは錆びにくい
  2. 鉄の約4倍ステンレスは熱が伝わりにくい
  3. 鉄よりステンレスの方が硬い

この3つが、当ブログ記事で紹介していくSOTOステンレスダッチオーブン8インチ

の特徴や魅力に結びついていきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

SOTOステンレスダッチオーブンとは?

SOTOステンレスダッチオーブン

SOTOステンレスダッチオーブンは愛知県豊川市に本社を置く新富士バーナー株式会社

アウトドア市場向けに展開している「SOTO」ブランド製品の一つです。

新富士バーナー株式会社について更に詳しく知りたい方は下記リンクからどうぞ。

鉄製ダッチオーブンの特徴と魅力をそのままに素材をステンレスにすることで、

シーズニング不要、頑丈で錆びにくく、鉄の約4分の1の熱伝導率で蓄熱性に優れた

完全体万能調理器具になってしまったのです…

SOTOステンレスダッチオーブンシリーズ 基本スペック

SOTOステンレスダッチオーブン基本スペック一覧
引用:SOTO公式より
SOTOステンレスダッチオーブン
インチ 8インチ
ST-908
10インチ
ST-910
12インチ
ST-912
10インチハーフ
ST-910HF
外寸 幅310×奥行226×高さ125mm 幅365×奥行280×高さ160mm 幅415×奥行326×高さ165mm 幅365×奥行330×高さ105mm
内寸 直径206×深さ90mm 直径259×深さ115mm 直径306×深さ130mm 直径259×深さ78mm
重量 約3.5kg 約5.0kg 約6.9kg 約5.0kg
容量 約2.6L 約4.8L 約8.2L 約3.5L
材質 ステンレス
価格 ¥18,000(税抜) ¥20,000(税抜) ¥24,000(税抜) ¥19,000(税抜)

SOTOステンレスダッチオーブン8インチ、9つの特徴と魅力

ここからはより詳しく、SOTOステンレスダッチオーブン8インチ

9つの特徴と魅力を詳しくご紹介していきます。

SOTOステンレスダッチオーブン8インチ 8つの特徴&魅力
  1. シーズニング(油慣らし)不要
  2. 洗剤でゴシゴシ洗える
  3. 使った後のオイル仕上げが不要
  4. とにかくメンテナンス・保管が楽
  5. 作ったものが残ったらそのまま保存OK
  6. 保温性抜群
  7. 2人に最適なサイズ
  8. 頑丈
  9. IHでも使える!

SOTOステンレスダッチオーブンはシーズニング(油慣らし)不要!

引用:UNIFLAME公式HP

鉄製ダッチオーブンの場合使い始める前にシーズニング(油慣らし)が必要です。

シーズニングとは?

新品の鉄製鍋やフライパンを使用する前に錆止めとして塗ってある油を落とし、

新しい油で表面をコーティングすること。

SOTOステンレスダッチオーブンの場合、シーズニングを行うことなく

サッと洗ってすぐに料理を作り始めることが可能です。

SOTOステンレスダッチオーブンは洗剤でゴシゴシ洗える!

SOTOステンレスダッチオーブン 洗剤使用OK

鉄製ダッチオーブンは錆びないように油を塗って

コーティングをしておかなければならないため、中性洗剤で洗うことがためらわれます。

しかし、SOTOステンレスダッチオーブンであれば

油をなじませてコーティングしておく必要が無いため

中性洗剤で丸洗いして常に清潔を保つことができます。

SOTOステンレスダッチオーブンは使った後のオイル仕上げ不要!

引用:UNIFLAME公式HP

鋳鉄製ダッチオーブンは鉄むき出しですぐに錆びてしまうので

使用後に水気をしっかりと無くして食用の油でコーティングを行う必要があります。

しかし、SOTOステンレスダッチオーブンにはその必要がありません。

SOTOステンレスダッチオーブンはとにかくメンテナンス・保管が楽!

SOTOステンレスダッチオーブン 保管 楽

鋳鉄製ダッチオーブンのように使用後、油を塗る必要がありません。

保管する場所にも気を使いません。

我が家では家の中でも湿気の多いシンク下に収納していますが、一度も錆びたことはありません。

SOTOステンレスダッチオーブンは作ったものが残ったらそのまま保存OK!

SOTOステンレスダッチオーブン料理をそのまま保存

鉄製ダッチオーブンは早ければ、1時間程度で酸化して錆び始めます

そのため、残った料理を入れっぱなしで保管することができません。

SOTOステンレスダッチオーブンは材質の特性上錆びにくく中に料理を残したまま保管でき、

次に食べる時そのまま加熱できるので特に家使いで便利です。

SOTOステンレスダッチオーブンは保温性抜群!

ステンレスは鉄に比べ、熱伝導率が低いです。

熱伝導率が低いということは、熱が伝わりにくいということです。

よって、温めるには少々時間がかかりますが、逆に温まってしまえば

熱が逃げにくい素材であるため、蓄熱性が高く保温性抜群です。

SOTOステンレスダッチオーブン8インチは2人に最適なサイズ

SOTOステンレスダッチオーブン8インチ肉じゃが

SOTOステンレスダッチオーブンには8、10、12インチと大きく3つのサイズ展開があります。

当記事でメインに紹介している8インチサイズは最もサイズが小さいもの。

我が家は妻とぼく二人暮らしで、この8インチサイズがちょうど良いです。

肉じゃがやカレー、シチューなどを作るときによく使っています。

市販の8皿分のルーがちょうど作りきれるサイズなので、残ったら保管して次の日に食べたりと

二人で二日間あればちょうど食べ切れる量の料理が作れて便利です。

SOTOステンレスダッチオーブンは頑丈!

SOTOステンレスダッチオーブン 頑丈 壊れない
引用:大人の逸品

鋳鉄製のダッチオーブンは落としたりぶつけたりすると、割れてしまうことがあります。

それに比べステンレスは強度が高いため多少落としたりぶつけたりしても、ノーダメージ。

アウトドアシーンでのタフな使用にもしっかりと答えてくれ、ほぼ壊れることがないので

まさに一生モノのギアとなります。

SOTOステンレスダッチオーブンはIHでも使える!

引用:SOTOステンレスダッチオーブン取扱説明書

SOTOステンレスダッチオーブンはなんと、IHヒーターでも使えます。

家のコンロがIHという方でも、気軽にダッチオーブンを使うことができるのは嬉しいですね。

SOTOステンレスダッチオーブン8インチのメリット・デメリット

メリット
  • シーズニング不要
  • メンテナンス、保管がとにかく楽
  • 2人(デュオ)に最適な大きさ
デメリット
  • 鉄製ダッチオーブンより割高
  • 鉄を育てることができない
  • 熱やススによる変色が気になる人は気になる

SOTOステンレスダッチオーブン「4種類」の選び方

今回は我が家で使用しているSOTOステンレスダッチオーブン8インチをメインに

レビューとして取り上げてきました。

SOTOステンレスダッチオーブン大きく分けて3種類

81012インチの基本サイズと10インチハーフが存在します。比較表

人数やキャンプスタイルに合わせて好きなサイズを選ぶことができて嬉しいです。

SOTOステンレスダッチオーブン8インチ

我が家で使用しているSOTOステンレスダッチオーブン8インチは、内径約20cm、深さ9cmです。

MAXで3人ぐらいまでのメイン料理や3~4合のお米を炊くのに適しています。

また、収納にも困らないサイズなので家庭での料理にも扱いやすいサイズです。

SOTOステンレスダッチオーブン10インチ

SOTOステンレスダッチオーブン10インチは、内径約26cm、深さ10.1cmです。

8インチでは少し小さい4〜5人ファミリーにはちょうどいいサイズ感です。

大きな食材を扱うには少々難ありですが、ちょうど中間サイズ。

たくさん作って料理を作り置くのにも良いサイズかと思います。

最も汎用性が高く、幅広い料理を楽しめるサイズです。

SOTOステンレスダッチオーブン12インチ

SOTOステンレスダッチオーブン12インチは最大サイズ。

内径約30cm、高さ13cmでしっかりとした深さがあるため、

鶏をまるごとローストすることも可能です。

ワイルドで豪快なレシピを心置きなく楽しめるのは12インチの特権です。

SOTOステンレスダッチオーブン10インチハーフ

SOTOステンレスダッチオーブン10インチハーフは、内径26cm、深さ7.8cmで

10インチの汎用性をそのままに、深さが必要ない料理に特化したダッチオーブンとなっています。

また、蓋がフライパンにもなるので肉を焼いたり、ハンバーグを焼いたりと夢が膨らみます。

我が家で次にダッチオーブンを追加するなら迷わず10インチハーフサイズです。

まとめ

キャンプを本格的に始めた当時、料理といえばダッチオーブンだ!

と勢いでSOTOステンレスダッチオーブンを購入してしまい、気がつけば6年使い込んでいました。

なるべく軽量化装備でソロキャンプに行くことが多く、キャンプ場で使う回数は減ったものの

家での出番がものすごく多くなっています。

週2~3回は確実に使用しています。

シチューやカレー、スープなど日常でよく料理するメニューでの出番が圧倒的に多いです。

特徴の保温性と圧力鍋効果によってジャガイモなどの火が通るのに時間がかかる食材でも

あっという間にホクホクに調理できてしまうという点がとっても便利なのです。

これから何年も使ってしっかりと味のあるギアに育てていきたいと思います。

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この記事を書いた人

30代ギア好きキャンパー。
自然を求め、ソロキャンプ / 登山 / 車中泊を楽しんでいます。

新しいものからベーシックなものまで
道具好きなプロダクトデザイナーとして、
"ユーザー"と"作り手"両方の目線で
キャンプ道具をレビューします。
本来自然を楽しむための装備はついつい多く、複雑になりがち。無理せず、荷物をなるべく少なくシンプルに「Less is more」の考え方でアウトドアを楽しむことを目指しています。

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