こんにちは。 じむぱんだ(@Jimpnd1)です。
キャンプ、登山、車中泊などのアウトドアシーンで大活躍のガスバーナー。
みなさんはOD缶派ですか?それとも、CB缶派ですか?
僕は状況に合わせて両方使っています。どちらかと言えば、より過酷な状況下に対応できるOD缶のバーナーを使うことが多いです。
しかし、出先でいつも使っているメーカーのOD缶が手に入るとは限りません。そもそもOD缶自体、売っているお店が近くに無いといった状況はよくあります。
そんなときにCB缶なら売っている!
OD缶専用器具でもCB缶が使えたら良いのに!
このように悩んでいました。そこで、どんな状況下でも比較的手に入りやすいCB缶をOD缶専用器具で使えるようにCAMPING MOON Z10変換アダプターを購入しました。
※ガス器具を使うのに欠かせないガス缶、OD缶?CB缶?については下記の記事にまとめています。
実際にSOTO FUSION Trek SOD-331で使ってみると、専用設計なのか!?と疑うほどにジャストフィットでガス漏れもなくCB缶が使えたので大満足でした。
冬の寒冷地、標高の高い山の登山以外のキャンプや車中泊ではCB缶メインなので、これからかなり出番が多くなりそうです。
ということで、この記事ではOD缶専用器具メインで使っていて、状況に合わせて入手しやすいCB缶を使えるようにしたい、と悩んでいる人にオススメしたいCAMPING MOON Z10変換アダプターについて下記の内容をまとめました。
- 実際に購入して使ってみた画像付きレビュー
- 使っているOD缶器具に適合するかどうか心配、取り付け部分の寸法は?
- 中華製だけど、実際使って大丈夫?ガス漏れは無いの?
- Z11アダプターとの違いにいついて
僕と同じような悩みで、CAMPING MOON Z10変換アダプターの購入を悩んでいる方はぜひ最後までチェックしてみたください。
- 中国製でも出来が良い
- OD缶器具にCB缶を接続
- 不安定なCB缶を寝かせて使えるスタンド付き
- SOTO FUSION Trek SOD-331接続部にジャストサイズ
CAMPING MOON Z10アダプターを購入した理由
CAMPING MOON Z10アダプタを購入した理由は、状況に合わせて分離式バーナー(OD缶仕様)にCB缶を使用したかったから。
本来、各メーカーが販売しているガス器具には各社純正のOD缶やCB缶を使用するのが基本的ルールとして推奨されています。
しかし、自分の好きなメーカーのガス缶を買って応援したいのは山々ですが、時にどうしても使っているメーカーの品が無い、ということもあります。
メーカー品がなければ他社品のOD缶を購入して使うことはできますが、OD缶すら手に入らない状況も実際にあります。
実際に2018→2019に年越し宗谷岬に参加した時、年末年始のへき地でOD缶を売っているお店など一件もありませんでしたw
どう考えてもあるわけねぇだろ…
OD缶に比べてCB缶はどこでも手に入れやすいです。コンビニやスーパー、100円ショップなどでも入手できます。
そんな緊急事態に対応できるように目をつけていたのが、「CAMPINGMOONのZ10変換アダプター」。
とはいえ、緊急事態だけでなくキャンプや車中泊では高価なOD缶を使う状況下にないためZ10変換アダプターを使ってCB缶を使いがちなのはナイショ…
CAMPING MOON Z10アダプターのレビュー
CAMPING MOON Z10アダプタはOD缶専用器具に取り付けることで、CB缶を接続して使えるようにする口金変換アダプターです。
仕様 | OD→CB口金互換アダプターZ10(セイフティー型) |
---|---|
型式 | Z10 |
スタンド込みサイズ(実測) | W56.6×D56.4×H30.9(mm) |
口金部サイズ | 外径29.9×内径24.4×深さ7.6(mm) |
重さ(実測) | 38.3g |
備考 | ・OD→CB変換用 ・逆止弁内蔵 ・CB缶横置きスタンド付き |
外観
それでは外観から見ていきましょう。
OD缶からCB缶の口金に変換するだけの製品ですがそれなりのサイズ感。
OD缶側はグリップより窪んだ位置に突起があり、綺麗にネジが切ってあります。
OD缶とCB缶の口金を連結する時に、手で持つ部分には滑り止めのローレット加工が施してあります。
CB缶を接続して使うときに寝かせられるように、スタンドが付属。
スタンドを外すとよりコンパクトになります。
ステンレス棒をW字型に曲げ、ローレット部に開いている2つの穴に挿しているだけなので必要のない時は外しておけます。
CB缶側には鉛のような金属と樹脂部品で回転ロック機構が備わっています。
重さ
重量は実測38.3g。公式重量より約8g重いです。
ジュラルミンの塊と鉛?のような金属が使われておりしっかりとした重量感があります。
CAMPING MOON Z10アダプターの特徴
実際にZ10アダプタを使って気づいた特徴を紹介します。
スタンドがCB缶の取り回しに便利
CB缶は縦に長い形状なので、分離式OD缶バーナーに最適です。
さすがに直付けタイプのOD缶シングルバーナーに取り付けて使用するには安定感が皆無なのでやめておきましょう。
ただ、そういった場合にはバーナ用トライポッドを使用することで解消できます。
国産品じゃないので要注意
CAMPING MOONの多くの製品が中国製造です。
国産のガス関係器具の場合、各種認証規格などを満たしていなければ販売することができないというルールがあるため、安心して使うことができますがそうもいきません。
作り自体は非常に精巧で安心感がありますが、規格を設けてのテストなどは厳密に行われていないはず。
使用する際は常にガス漏れやその他の異変がないか、細心の注意を払っておきましょう。
SOTO FUSION TREK SOD-331にジャストフィット
Z10アダプタはSOTO FUSION Trek SOD-331にジャストフィットします。
元々OD缶使用の分離型バーナーですが、CB缶を使えるようになります。
まさに専用設計なのか?というほどにジャストフィットで違和感がありません。
SOTO FUSION Trek SOD-331を購入するときは、ぜひ同時購入をオススメします。
CAMPING MOON Z10とZ11の違い
CAMPING MOONには同じくOD→CB変換をするアダプタにZ11というモデルが存在します。
この2つは変換する機能だけでみると同じですが、 OD缶接続口金の周囲にある壁の内径と厚みが違います。
口金の大きさが違うことで、器具が使える使えないが分かれてくるので要注意です。
実例を挙げると、SOTO FUSION Trek SOD-331にはZ10アダプターがジャストサイズですが、Z11アダプターはギリギリ接続することができませんでした。
CAMPING MOON Z10アダプターのメリット・デメリット
CAMPING MOON Z10アダプターのデメリット
Amazonでサクッと買える安い物ではありますが購入時の失敗を避けるため、特にデメリットに絞ってご紹介します。
中華製なので国産品ほど安心して使えない
最も大きなデメリットとしてやはり国産品ではないということ。
火を扱う道具に取り付けて使用するため100%の安心感があるかと言えば言い切れないのが大きなデメリットです。
ただ、実際に製品としての製造クオリティは非常に高いので、そこまで神経質になる必要もないのかもしれません。
Z10とZ11アダプターを間違えやすい
Z10アダプタとZ11アダプタはどちらもOD→CB変換アダプタですがOD缶接続口金の周辺形状が微妙に違います。
間違えてしまうと使えなかったり、接続不良でトラブルや事故の原因になってしまいます。
購入するときは使いたいOD缶器具の接続部の外径寸法を確認しておきましょう。
器具によってはガス栓つまみの位置が良い位置にこないかも?
接続する器具によっては、器具栓つまみの位置などが使いやすい位置に来ない可能性があります。
SOTO FUSION Trek SOD-331に接続するとツマミがかなり上に向いた位置に。
CB缶を接続しても問題なく使える位置にはなっているので特別不便は感じていません。
しかし、他の器具では器具栓つまみなどの重要な操作部がどんな位置に来るのか予想できません。
CAMPING MOON Z10アダプターはこんな人におすすめ
- OD缶器具にCB缶を接続して使いたい人
- OD缶が手に入らない時のバックアップとして手に入りやすいCB缶を使えるように備えておきたい人
- SOTO FUSION Trek SOD-330もしくは331にCB缶を使いたい人
このような方にCAMPING MOON Z10変換アダプターはオススメです。
あくまでも中華製であることを念頭に置いて使うようにしましょう。
わずかでもリスクを犯してまで使う必要はないので100%の安心を求める方にはオススメできません。
CAMPING MOON Z10アダプターレビューまとめ
今回はOD缶器具にCB缶を接続して使えるようにする便利アイテム「CAMPING MOON Z10変換アダプター」をご紹介しました。
- OD缶器具にCB缶を接続できる
- 中国製だが出来が良い、万が一を考えて100%信頼はダメ
- 不安定なCB缶を寝かせて使えるスタンド付き
- SOTO FUSION Trek SOD-331接続部にジャストフィット
様々な理由でOD缶器具にCB缶を接続して使いたい人の欲求に答えてくれるコスパのいい製品です。
国産メーカーの純正品ではない点がネックですが、CAMPING MOONはAmazonコスパキャンプ道具界では名の知れたメーカーです。
良くわからない中華メーカーの製品よりは圧倒的に信頼できます。
様々な状況が想定されるアウトドアシーンに一つ備えておくのも良いと思います。
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