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こんにちは。 じむぱんだ(@Jimpnd1)です。
今や焚き火をするには欠かせないアイテムとなった焚き火シートですが、
実際に購入するとなると、どれにしたらいいのかよく分からない
という方多いのではないでしょうか?
キャンプ場などで焚き火をする時に気にしておかなければならないのは
輻射熱による芝生など地面への影響
特に芝生などへのダメージを避けるため直火禁止かつ、
地面から一定の距離を取れる焚き火台の使用が
多くのキャンプ場で必須となっています。
しかし、焚き火台を使えば地面へのダメージがゼロなのか?
といえばそんなことはありません。
焚き火台を使うことで地面から多少熱源が離れているとしても
輻射熱でジリジリと地面へダメージが発生しています。
そこで今回は焚き火台とセットで使用したい
焚き火シート(スパッタシート)について
以下のような疑問が解消できるように説明したいと思います。
![](https://gratra.blog/wp-content/uploads/2021/03/おすすめ焚き火道具18選-300x169.jpg)
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焚き火シート・スパッタシートとは?
![](https://gratra.blog/wp-content/uploads/2020/11/metalworking-1405852_1920-1024x683.jpg)
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スパッタシートは溶接や金属加工時に発生する
高温の火花などを受け止める役割の専用マットです。
高い耐熱性や断熱性を持つ繊維素材を使用しており、飛び散った火花を
弾いたり付着させるといった機能もあります。
その優れた性能はアウトドアシーンでも有効であり
キャンプで使用する人やアウトドアメーカーからも製品が出てきたことで
焚き火シートとして認知されてきました。
僕は元々火床の高い焚き火台を使用していましたが、
3年前ぐらいからピコグリルを使うようになり、
琵琶湖畔で焚き火をしていたとき、ふと気がつくと焚き火直下の雑草が焦げていたことから
地面への影響を考慮して、焚き火シートを使うようになりました。
![](https://gratra.blog/wp-content/uploads/2020/11/201108_BUNDOKカーボンフェルト焚き火シートサムネ-300x169.jpg)
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焚き火シートの使い方
![](https://gratra.blog/wp-content/uploads/2020/11/PA240018.jpg)
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使い方は至ってシンプル。
地面にサッと敷いてお気に入りの焚き火台を置いて
あとは焚き火をするだけ!
以上!
焚き火シートを使うメリット
地面へのダメージ軽減
![](https://gratra.blog/wp-content/uploads/2020/11/雑草地面-1024x576.jpg)
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キャンプサイトが綺麗な芝生やいいぐらいに刈られている雑草だったり
さらに、草刈り後の枯れ草や落ち葉なんかが大量にある場所では特に心配になります。
枯れ草や落ち葉があると必ず延焼します。
焚き火している最中も心配でソワソワして落ち着かないと
なんのために焚き火をやっているのか意味がわかりませんよね(笑)
焚き火シートを持っていればサッと広げるだけで
安心して焚き火を楽しむことができます。
後片付けが断然楽
焚き火シートを使い始めて気が付きましたが、焚き火の後始末が格段に楽になります。
どんな焚き火台でも灰が落ちたり、爆ぜた薪片、炭が地面に散らかってしまい
後片付けとなると、それらを集めて地面をキレイにする必要があります。
![](https://gratra.blog/wp-content/uploads/2020/11/焚き火シート使用後-1024x576.jpg)
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焚き火シートがあると集める手間が大幅に省けます。
さらに、シートごと燃えカスを移動できるので灰捨て場や火消壺に入れるのも大変楽です。
素材の特徴と効果から考える焚き火シートの選び方
焚き火シートを選ぶ時は素材や製造方法、厚み、コーディングの有無によって
耐熱性や断熱性の機能が異なります。
焚き火台や焚火のスタイルに合わせて検討するのが重要です。
それでは詳しく素材と機能を見ていきましょう。
焚き火シートに使われる3つの素材
焚き火シートの素材は大きく分けて2種類存在します。
シート選びにご参考ください。
グラスファイバー(ガラス繊維)ノンコーティング
ガラスを融解して繊維状に引き伸ばしたもので
ガラス繊維(グラスファイバー)と言われています。
不燃材料で防火性に優れており、素手で触るとチクチクと刺激があるのが難点です。
ノンコーティングのシートの場合、火花や燃えカスが付着するので飛散防止効果があります。
他にアウトド分野では釣り竿などによく使われている素材です。
意外と身の回りの至る所に使われている素材です。
グラスファイバー(ガラス繊維)+シリコンコーティング
グラスファイバー生地にシリコンでコーティングを施した物です。
コーティングすることでガラス繊維が毛羽立ちにくく素手で触ってもチクチクしにくい
のが良い点です。また、火花や燃えカスを弾く効果があるのでシート自体の掃除が楽です。
カーボンフェルト(耐炎性フェルト)
耐炎繊維を高密度にからみ合わせた不織布で織目がなく基本的にほつれが発生しません。
ほつれないので好きなサイズに自由にカットできるのも良い点です。
逆にグラスファイバーを使用したシートは織物なので
使用していると徐々にほつれが発生します。(チクチクの原因)
軽く、厚みがあるため熱伝導率が低く断熱効果に優れています。
注目すべき3つの機能
焚き火シートを選ぶ際に素材の次に確認したいのが次の3つの機能です。
断熱性(連続使用温度)
焚き火シートによって地面への熱をどれだけ遮ることができるか。
熱による地面へのダメージの影響を考えると最も重要な指標です。
耐熱性(瞬間耐火温度)
焚き火シート自体が耐えられる温度。
熱せられた燃えカスなどがシート上に落ちた時に
どれだけの温度なら素材が耐えられるかが表されます。
火花や燃えカスを弾くor吸着する?
火花や燃えカスを弾くことで掃除がしやすく、一点に熱が集中しにくいです。
また吸着させるものはシート外への飛散を防ぎます。
焚き火シート素材別オススメ8選
これまでご説明してきた焚き火シートの特徴と素材ごとに
焚き火シートをピックアップしてみました。
カーボンフェルト系 焚き火シート
ピコグリル398など比較的高さの低い焚き火台には
断熱効果に優れたカーボンフェルト素材がおすすめです。
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グラスファイバー系 焚き火シート
比較的高さのある焚き火台を使用している場合は
断熱性をそこまで気にする必要はないので瞬間耐熱性の高い
グラスファイバー系を選択するのも一つです。
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グラスファイバー+シリコンコーティング系 焚き火シート
断熱性が必要なければ、なるべく後片付けのしやすい
コーティングされた素材でできた焚き火シートを選択するのもおすすめです。
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まとめ
今や焚き火のマナーとして欠かせない焚き火シート。
焚き火シートを使うことで、地面へのダメージを最小限にとどめて
安心して焚き火を楽しみませんか?
今回の記事を参考に自分の焚き火スタイルに合う良い製品に巡り合い
焚き火を安心して楽しんでいただければ幸いです。
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