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こんにちは。 じむぱんだ(@Jimpnd1)です。
ステイホームいかがお過ごしでしょうか?
コロナのせいでせっかくのGWも台無しでしたね…
僕はというと結婚式が1年延期になってしまいました…
がっつりアウトドアというわけにもいかないこのご時世。
#StayHomeでできることということで
しこしこアウトドア用品のメンテナンスをしておりました。(ブログを書けよw)
ということで今回、以前から気になっていたダウンウェアの洗濯をやってみようと
モンベルでダウン用洗剤とスプレー撥水剤を購入してきました。
関西では寒い日もほとんどなくなり、シーズンのちょうど終わった今
ユニクロウルトラライトダウンを実際に洗濯、撥水加工をおこなってみたので
モンベルダウン用洗剤、撥水剤を検討中の方の参考になれば幸いです。
使ってみて実際どうだった?
結論から言うと…
使ってよし!コスパよし!買ってよし!
ダウンを洗いたい、NIKWAXは高いなぁ…
少しでもコストを抑えたい僕にとっては大正解でした。
実際どうだったのか?については記事を読み進めてみてください。
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今回使用したモンベル O.Dメンテナンス シリーズ
購入する前にモンベルO.d.メンテナンスシリーズとNIKWAX製品を比較してみたので
下記にそれぞれ比較表を載せていますのでご参考ください。
ダウンクリーナー(ダウン製品用洗濯洗剤)
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今回購入したのはダウンクリーナー200mLボトル。
購入した店舗では、¥630+税で販売していました。
後ほど公式オンラインショップで確認してみたところ、¥700+税でした。
なぜでしょう?(笑)
ダウンや化繊綿を使用しているウェアの洗濯に最適化してあり繊維を痛めにくく
優れた洗浄成分が常温水でもしっかりと汚れを落とすそうです。
200mLボトルでは一般的なダウンウェアが約13着洗濯できるとのことです。
モンベルとNIKWAX製洗剤を比較
撥水に使用できる枚数は少ないです。
以下にモンベルO.D.ダウンクリーナーとNIKWAXダウンウォッシュダイレクトの
比較表を作成してみました。
モンベル O.Dダウンクリーナー | NIKWAX ダウンウォッシュダイレクト | |
容量・価格 | 200mL ¥700+(税) | 300ml ¥1540(税込) |
洗濯可能数 | 約13着(1着約15mL使用) | 約4着(1着約75mL使用) |
手洗い | ○ | ○ |
洗濯機 | ○(弱コース)・脱水あり | ○(標準コース) |
常温水 | ○ | ○ |
比較表をみる限り圧倒的な洗濯可能数です…モンベル恐るべし…
S.R.リキッドスプレー(スプレータイプ撥水剤)
今回購入したのは、スプレータイプ撥水剤200mL。
こちらはダウンクリーナー同容量の200mLですが、1本で2~3着分しか
撥水加工を行えないようです。
一着におよそ66mL程度使用するようです。
※なぜか公式オンラインショップでは200mLは1~2着までと記載があります。
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撥水剤 比較① モンベル(スプレータイプ)とNIKWAX製
表①では今回使用のモンベルS.Rリキッドスプレー300mLタイプと
同容量のNIKWAXダウンプルーフの比較です。
※今回ボクが購入したのはスプレータイプの200mLでした。
表① | モンベル S.R.リキッドスプレー | NIKWAX ダウンプルーフ |
容量・価格 | 300mL ¥1500+(税) | 300ml ¥1760(税込) |
洗濯可能数 | 約2~3着(1着約100mL使用) | 1~2着(1着約150mL使用) |
手洗い | ○ | ○ |
洗濯機 | ✕ | ○ |
熱処理 | 推奨 乾燥機orドライヤーも可 | 乾燥機使用時は低温低速 |
自然乾燥 | △ | 不明 |
撥水剤 比較② モンベル(つけ込みタイプ)とNIKWAX製
表②では今回は使用していないモンベルS.Rウォッシュイン300mLタイプと
同容量のNIKWAXダウンプルーフの比較です。
表① | モンベル S.R.ウォッシュイン | NIKWAX ダウンプルーフ |
容量・価格 | 300mL ¥1500+(税) | 300ml ¥1760(税込) |
洗濯可能数 | 約9着(1着約33mL使用) | 1~2着(1着約150mL使用) |
手洗い | ○ | ○ |
洗濯機 | ○ | ○ |
熱処理 | 推奨 乾燥機orドライヤーも可 | 乾燥機使用時は低温低速 |
自然乾燥 | △ | 不明 |
比較①、②共にやはりコスパで考えるとモンベルなのかなと思います。
特に②の漬け込みタイプはNIKWAXと同じ300mLでも約9着分の撥水処理が行えるあたり
かなりのコスパを感じます。
NIKWAXの撥水処理がどうかということまでは確認できておりませんが
モンベルの撥水剤は実際に試した結果を記事に記載しています。
なんの問題なく性能を発揮できていました。
【実際にやってみた】洗濯~撥水処理
実際に道具を準備して3着のユニクロウルトラライトダウンの手洗いをやってみました。
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必要なもの
ダウンウェア洗濯(手洗い)に必要なものです。
丁寧にしたかったので今回は手洗いでやってみました。
-
ダウンクリーナー
-
撥水剤(撥水する場合)
-
たらい(手洗いの場合)
-
ハンガー
-
洗濯機(脱水に使用)
-
コインランドリー(乾燥機10分)
あるとより便利なもの
絶対に必要ではないですが、洗濯・撥水処理・乾燥時にあるとより良い道具です。
-
洗面器(脱水に掛ける前に水分を絞り出すのに便利)
-
スポンジ(表面にかけたスプレー式撥水剤を伸ばす)
-
テニスボール2~3個(乾燥機にダウンと一緒に入れる)
洗濯
タライを準備して洗剤と水を入れる
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ダウンを沈める
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ダウンには空気が入っていてなかなかすぐに沈まないので
しっかりと空気を抜きながら沈めます。
押し洗い
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繰り返し押し洗いをして汚れを落とします。
いつの間にか水がグレーに濁ってきます。
すすぎ
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しっかりと押し洗いをした後は泡が出なくなるまですすいでいきます。
大体3~4回すすぐとほぼ洗剤が抜けきったように感じました。
複数ウェアがある際は洗面器などに1着ずつ分けてすすぐと効率が良いです。
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洗濯機で脱水
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洗濯ネットに入れて標準コースの脱水にかけます。
撥水処理
洗濯機での脱水が終了したら取り出して撥水処理を行っていきます。
漬け込みタイプのものですとそのまま干す前に連続でできるようですが
今回はスプレータイプを使用したのでまずは広げます。
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そのまま、まんべんなく全体にスプレーしていきます。
今回3着連続でスプレーしていったので正直
スプレータイプは手が疲れるなぁと思いました。
多いときは漬け込みタイプが良いかもしれません。
乾燥
ダウンウェア全体にスプレーして撥水処理が完了したら
そのまま乾燥を行います。
今回は3着あったのでそれぞれ3つの乾燥方法を試します。
自然乾燥
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浴室乾燥
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乾燥機
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乾燥方法による仕上がりの違い
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画像は3つの乾燥方法を行った後、更にそれぞれ日陰で24時間の乾燥を行い
ダウンを完全に乾燥させた状態で撮影したものです。
左から、自然乾燥、浴室乾燥、乾燥機(10分)です。
乾燥機を使用した物が最もダウンのロフト回復が良いです。
自然乾燥
洗濯後に撥水処理を行い、そのまま日陰で2日間自然乾燥のみを行ったものは
ダウンのロフト回復が無く表面もシワシワのままでした。
※乾燥後に手で叩きつつ空気を送り込むようにダウンをほぐしてやることで
ある程度ダウンもほぐれてロフトが回復してきました。
撥水効果も一応でています。
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浴室乾燥
脱水後に撥水処理を行い、浴室乾燥機を使用して乾燥をさせた物ですが
やはり自然乾燥よりはダウンのロフトが回復しているように感じました。
3時間ほど浴室乾燥にかけた後、風通しの良い日陰で
24時間ほど自然乾燥して仕上げました。
その際にダウンをほぐすように手で叩きました。
撥水効果も一応でています。
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乾燥機(10分)
最後はコインランドリーの乾燥機に10分間かけた後、24時間日陰干しした物です。
他の2つに比べて圧倒的にダウンのロフト回復が違いました。
ダウンがしっかりとほぐれた状態で乾燥され、生地にも張りがあります。
熱が加わっているので撥水処理も一番効果が出ているのではないかと思います。
乾燥機はできるだけかけたほうが良さそうです。
10分¥100のコストはかける価値がありました。
更にテニスボールを中に入れて一緒に乾燥させると
よりダウンがほぐれてロフトが回復するようです。
次回やるときは試してみようと思います。
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まとめ
-
丁寧に押し洗いする
-
熱を加えつつ乾燥にかけてダウンをほぐす
今回はじめてダウン専用の洗剤を使用してみました。
今までは洗濯機に放り込んで雑に洗って自然乾燥でした。
それではせっかくの羽毛が固まってしまい、本来の性能を発揮できない状態に
してしまっていたのだと深く反省です…
専用洗剤と乾燥の方法次第でここまで仕上がりに差が出るとは正直驚きました…
ポイントは先に書いている丁寧な押し洗いと
熱を加えながらの乾燥時のダウンほぐしです。
これをやることでダウンが固まらずしっかりと空気をたくわえて膨らみ
ダウンのボリューム感が新品並みにフワフワになります。
コスパのいいユニクロのウルトラライトダウンが丁寧にケアをすることで
性能を発揮できるよう少しでも寿命が伸ばせれば更にコスパがいいですね(笑)
僕はウルトラライトダウンヘビーデューティーなので
今後も丁寧にケアをして、長く使っていこうと思います。
皆様もダウン製品のケアぜひ行ってみてください。