この記事のまとめ
暑い季節のキャンプや車中泊でキンキンに冷えた飲み物飲みたいですよね?
欲を言えば、可能な限り冷たい温度をキープしていて欲しい!
今回はそんなキャンパーの願いを叶えるアイテム「サーモスステンレス真空断熱タンブラー420ml JDE-420」を
実際に保冷・本性能を検証した結果を詳しくご紹介します。
夏の暑い屋外でもこの真空断熱タンブラーを使えば、飲み物の冷たさを長時間キープしつつ、ゆっくりとチルアウトすることができます。
こんな方におすすめ
- 暑い季節のキャンプ・車中泊で冷えた飲み物の温度をキープしたい。
- クーラボックスを開ける回数を減らしたい。
- クーラーボックスの無駄な容量を減らしたい。
5月、6月からすでにキャンプも車中泊も日中は暑くて仕方ありませんね。
さらに梅雨とくれば、ジメジメ蒸し暑い。
そして7月、8月からはジリジリと照りつける太陽でさらに暑い!
そんな暑い季節のキャンプ・車中泊で飲みたいものはキンキンに冷えたビールやジュースですよね。
たしかに、外で飲むキンキンに冷えたビールは美味しいよねぇ!
冷たさをキープするには真空断熱技術を使ったアイテムが最適だよ。
暑い季節に冷たい飲み物を美味しく飲めるサーモスステンレス真空断熱タンブラーをご紹介します。
「THERMOS(サーモス)」とは?
THERMOS(サーモス株式会社)と言えば、今回ご紹介するステンレス真空断熱タンブラーやフードコンテナー、ランチジャー、保冷缶ホルダーなど
さらにはソフトクーラーボックスまで結構皆さんの身近で聞いたこと、目にしたことも多いのではないでしょうか?
魔法びんのパイオニアメーカーとして培ってきた断熱技術を活かし日常からアウトドアまで幅広く使える製品の製造販売を行っています。
真空断熱系の保冷、保温製品と言えばTHERMOSというぐらいロゴが入っていると、なんだか安心しますよね?
それほど日常に溶け込み、多くの人が信頼できる製品を取り扱ってる会社です。
サーモス真空断熱タンブラーについて
まずはサーモス真空断熱タンブラー420mlの全体像を見ていきましょう。
外観・サイズ感
420mlサイズは高さ155mmです。
上側が大きく下側が小さいので、安定感に少し不安があります。
口部分の最外径は75mm、薄い仕上がりで口当たりが鋭く飲みやすいです。
冷たい飲み物に合う口当たりが嬉しいポイントです。
この辺りは人によって好みがあるかと思います。
底部の外形は58.5mm、上下を結ぶくびれた形状が特徴です。
手に持ってみると、このくびれ部分がちょうどフィットして持ちやすい形状です。
底にもサーモスのロゴがレーザー刻印されています。
合わせて生産国(Made in china)も印字されています。
重量
実測重量は約192.6gでした。
ステンレス製なので結構重いと思いきや、そこまで重さは感じません。
MAXで420mlもの容量があるため、飲み物をたっぷりと入れるとそれなりの重量感になります。
基本スペック
サーモス真空断熱タンブラー420ml JDE-420Sの基本スペックを表にまとめました。
商品型番
|
JDE-420S
|
容量
|
420ml
|
本体寸法
|
最外径75mm×高さ155mm
|
本体重量(実測)
|
実測約200g
|
保冷性能
|
7度以下(1時間)
|
食洗機
|
対応(使用可能)
|
材質
|
ステンレス鋼
|
生産国
|
中国
|
サーモス真空断熱タンブラーの特徴と魅力
ポイント
- 最大の特徴は圧倒的保冷・保温力
- 冷たい飲み物を入れても結露しない
- 夏だけじゃない、冬のあったか~い飲み物の保温性能もバッチリ
- 実は350ml缶と相性が良い
最大の特徴は圧倒的保冷力
暑い夏に冷たい飲み物をゆっくり時間をかけて飲みたい時、温度をキープして美味しく飲めるのが嬉しい。
冷たい飲み物を入れても結露しない
普通のコップに氷や冷たい飲み物を入れて置くと、必ず結露が発生して机や手が濡れてしまいます。
しかし結露が発生しないので、机や手が不用意に濡れて汚れる心配がなくなります。
夏だけじゃない、冬のあったか~い飲み物の保温性能もバッチリ
夏に飲みたい冷たい飲み物だけでなく、冬に飲みたくなる温かい飲物の温度もしっかりと保温してくれるので
温かい飲み物もゆっくりと飲むことができます。
また、外側が熱くならないので手を火傷することもありません。
保温されすぎるので口内火傷にご注意ください。(笑)
実は350ml缶と相性が良い
350ml缶の炭酸ジュースやビールと相性がよいです。
特にビールは泡まで含めてちょうど入り切ります。
個人的には缶はそのまま飲む派で、普段はサーモス真空断熱缶ホルダーに入れていつも飲んでいるのですが、
ふと、タンブラーに入れるとどうなんだろうと思って試したところ…ある意味シンデレラフィットでした(笑)
サーモス真空断熱タンブラーの保冷・保温性能テスト
サーモスステンレス真空断熱タンブラーの保冷・保温性能を検証してみました。
結果は保冷・保温どちらも文句なしでした。
保冷性能テストと結果
まずは大本命の保冷性能からテストしました。
実験結果
家庭用冷蔵庫で作れる氷4個が7時間後に溶け残っていた。
テスト内容
就寝前(22:00)に冷蔵庫で作った氷4個だけをタンブラーに入れ、
温度を計測-12.7℃(室温25.5℃)。
翌朝(5:00)の溶け残りとコップ内温度を計測-7.9℃(室温25℃)。
像冷蔵庫から取り出した氷4個をタンブラーに投入。すぐにコップ内の温度を計測すると-12.7℃。
室温は25.5℃、タンブラー表面温度は24.9℃でした。
翌朝タンブラー内を確認すると、わずかに溶け残った氷が確認できました。
タンブラー内の温度は-7.9℃でした。
保温性能テストと結果
次は保温テスト。
実験結果
沸騰した水の温度が室温程度になるまでの時間は約5時間。
テスト内容
沸騰させたお湯約400mlをタンブラーに入れ、1時間毎に赤外線温度計でタンブラー内側の温度を計測。
温度沸騰させたお湯をすぐにタンブラーに容れたときの温度は82.2℃(室温25.6℃)
1時間経過後のタンブラー内の温度は50.9℃(26.0°)。
2時間経過後のタンブラー内の温度は38.9℃(室温25.8℃)
その後、翌日の朝6:00時ごろにタンブラー内の温度を測ったところ24.3℃でした。
流石に8時間経過するとタンブラー内部の水の温度は室温同等でした。
サーモス真空断熱タンブラーの良いところ・悪いところ
良いところ
- とにかく保冷・保温性能抜群
- 結露しない
- サイズ・形状展開が豊富で嬉しい
- 安い
- サーモスのブランド力で安心の性能
悪いところ
- コーヒーやワインを飲みまくると変色するので酸素系漂白剤での漂白が必要
- ステンレス特有の金属臭あり
- しっかりと乾かさずに放置しているとサビが浮いてくる
- 手が大きいと底まで洗いにくい
サーモスステンレス真空断熱タンブラー420mlレビューまとめ
今回はサーモスステンレス真空断熱タンブラーのレビューと
実際の保冷・保温能力についてテストした結果をご紹介しました。いかに真空断熱が効果的なのかが良くわかりました。
ぼくは、かれこれ3年ほどサーモスの真空断熱タンブラーを使用しています。
個人的に使い続ける決定的なポイントは以下の2つ。
ポイント
- 圧倒的な保冷性能
- 結露しない
この2点が使い続ける理由です。
今後も夏のキャンプ・車中泊、自宅でも壊れるまで使い続ける予定です。
夏の飲み物問題にお悩みの方にオススメします。