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機能性とコスパ焚火おすすめ火バサミ、tent-Mark DESIGN キングトング レビュー

じむぱんだ

こんにちは。 じむぱんだ(@Jimpnd1)です。

どんどんと朝晩の気温が下がって来ていて過ごしやすくなってきていますね。

焚き火に最適な季節が刻々と近づいてきています。

今回も火吹き棒に引き続き、焚き火おすすめアイテムの1つをご紹介していきます。

焚き火といえば火遊び、ゆらゆらと燃える炎を見ていると

いじらずにはいられませんよね?

焚き火時に無くてはならないのが火ばさみです。

今回詳しくご紹介するのは

tent-Mark DESIGN キングトング(革巻きVer)

既に発売から5年ほど経過していますが、僕は正直この製品を超える火ばさみには出会っていません。

今のところ機能性・コスパ最強だと思っています。

今更ですが、そんなキングトングを3年ほど使用してのレビューをお伝えします。

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tent-Mark DESIGN キングトングとは?

「今までに無いデザインのトングを新発売!」という文句でテンマクデザインから発売。

デザイナーはシーカヤック界のレジェンドと呼ばれる

沖縄カヤックセンター代表の仲村忠明さんという方。

20年以上焚火だけでツアー中の食事を作るプロが自作して

長年使用してたどり着いたトングの形を元に、テンマクデザインが商品化した究極のトング。

仲村さんはまったくもって存じ上げませんが…

確かにシンプルな構造で今までの火ばさみとは違う圧倒的な機能性。

これぞプロダクトデザインの真骨頂だと感じました。

キングトングとの出会い

キングトングと出会う数年前までは火ばさみなんてどうせすぐに煤で汚れるし、

ちょっと使うだけだしある程度薪や炭が掴めればなんでもいいやと

100円ショップで手に入るアルミやスチール製の

ヘニャヘニャですぐ壊れる物ばかり使用していました。

思い入れもないので雑に扱って壊れたりキャンプに忘れて急遽購入したりと

無駄が多かったので流石にそろそろ良い火ばさみを買おうと思っていたところ

出張で行った2015年度グッドデザイン賞受賞展で出会ったのがキングトングでした。

引用:GOOD DESIGN AWARD 2015
(https://www.g-mark.org/award/describe/42116)

キングトングの種類と基本

キングトングは機能性そのまままに3サイズを展開しています。

上の画像の2つは僕の持っているキングトング(通常サイズ)とキングトング(Sサイズ)です。

Sサイズはコンパクトで小さな焚火台に最適です。

自分のスタイルに合った長さを選ぶことで焚火をより快適にましょう。

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キングトングのスゴイ所と魅力、おすすめする理由

キングトングをおすすめする理由として

他の火バサミには無い2つの工夫とその他の魅力をご紹介していきます。

ほぼなんでも掴める先端の構造

まず一つ目は先端部。

明らかに他の火ばさみとは異なる形状になっています。

普通ならギザギザの滑り止めで終わっていますが、

画像のようにギザギザの部分よりもさらに先端を折り返して面を作り、

左右を微妙にずらしてあることで細かいものまでしっかりとつかめるように加工してあります。

工夫された先端の構造のおかげで細い枝から太い薪、炭、まで

とにかくなんでも掴めます。焚火いじりが捗ります。

キャンプ場のゴミ拾いにも役立ちます。

ダッチオーブンリフターとして使える

さらに面を作った上の返し部分は焚火にかけた

クッカーのフックやダッチオーブンなどの蓋のつまみに引っ掛けて

持ち上げられる、簡易リフターとして機能するように設計されています。

バネヒンジ部分の工夫

今度は先端ではなく、グリップの上部分のバネヒンジに注目していきます。

トングや火バサミではバネヒンジ部分の作りが2種類ほどあると思います。


キングトングは画像のようにM字になるようにバネが交互に加工されています。

これにより基本的な動作の開閉による負荷が一点だけ曲げてある物に比べて

ヘタリが低減され耐久性がかなり向上されています。

無駄に部品を使うことなく、シンプルに設計されたヒンジには感銘を受けました。本当に素晴らしい!

味のある革巻きバージョン

画像革巻きVerはキングトングのグリップに栃木レザーのぬめ革を巻いた特別モデル。

僕は少し奮発して革巻きキングトングを購入。

通常バージョンのキングトングも使い込むことによって味が出てくると思いますが、

革巻きVerはグリップがさらに渋さを演出してくるのでたまりません。

栃木レザーとは

「栃木レザーこだわりのタンニングレザー」南米産のミモザの樹皮から抽出された

タンニン剤でじっくり時間をかけてなめし上げた純正ぬめ革です。

なめし方法に匠の技術を駆使し作り上げたワイルドで完成度の高いレザーです。

ぬめ革とは、日本の風土に合った加工方法で、タンニン液を満たした槽に皮を浸し、

約1カ月から1カ月半をかけ基礎素材を作り上げます。

このぬめ革を更に水染め等の手法により染色仕上げをしております。

引用:tent-Mark DESIGN HPより(https://www.tent-mark.com/king_tongs/

コスパ良し!

これだけの魅力と機能性を合わせ持っていながら価格は

通常キングトングで¥1000円程度とコスパ最強です。

革巻きVerは少し割高になりますがそれでも¥2000、

長く使って楽しむ趣味の道具としては安いものです。

コスパ的おすすめはやはり通常Verのキングトングです。

2015 GOOD DESIGN 賞受賞

シンプルな構造で今までの火ばさみとは違う圧倒的な機能性が高く評価されています。

キングトングのメリット・デメリット

これまでの記事内容からメリット・デメリットをまとめてみました。

正直デメリットがみつかりません…

メリット
  • なんでも掴めてストレスフリー
  • ステンレス素材と特殊なバネヒンジ構造で耐久性抜群
  • 簡易リフターとして使える
  • コストパフォーマンスが良い
デメリット
  • 強いて言うとコンパクトではない
  • ほかに無い気が…

まとめ

いかがでしたでしょうか。

焚き火を楽しむ上でトングもしくは火ばさみは必須のアイテムです。

焚き火をあまりやったことがなければ、最初はどんな物を選んだら良いのか分からないと思います。

悩んだらシンプルで機能性抜群、コスパ最強の

tent-Mark DESIGNのキングトングを自信を持っておすすめします。

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この記事を書いた人

30代ギア好きキャンパー。
自然を求め、ソロキャンプ / 登山 / 車中泊を楽しんでいます。

新しいものからベーシックなものまで
道具好きなプロダクトデザイナーとして、
"ユーザー"と"作り手"両方の目線で
キャンプ道具をレビューします。
本来自然を楽しむための装備はついつい多く、複雑になりがち。無理せず、荷物をなるべく少なくシンプルに「Less is more」の考え方でアウトドアを楽しむことを目指しています。

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